TOPに戻る。
病名別解説
過敏性大腸症候群


病名別解説に戻る

電話:055-222-7018



過敏性大腸症候群について

過敏性大腸症候群とは大腸の運動、緊張、分泌の働きが亢進した結果、便秘や下痢などの便通異常、腹痛、不快感、などを特徴とする大腸の機能障害です。IBSとも呼ばれる。心理的要因(ストレス)がかなり強く影響しているとみられ、代表的な心身症の一つで近年増加傾向にあります。

過敏性大腸症候群
の病因は職場、学校、家庭などからくる心理的要因(ストレス)がかなり強く影響しているとみられています。病因として、次のようなものが挙げられます。
・神経症的な性格
・大腸の自律神経失調
・特定の食物(冷たいもの、揚げもの、アルコール類)
・暴飲暴食
・不規則な食習慣
・過労、体の冷え
・下剤の乱用 

現代医学では、腸管の運動を抑える副交感神経遮断薬や精神安定剤などが主に用いられることが多いようです。この場合、良くなったように思えても、再発することもあるようです。漢方の領域は、体質改善にあります、証に随って応用します。





過敏性大腸症候群

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)
桂枝加芍薬湯(けいしかしゃくやくとう)
甘草瀉心湯(かんぞうしゃしんとう)
半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
加味逍遙散(たんししょうようさん)


@柴胡桂枝湯:「解説」(傷寒論・金匱要略)
 相見三郎先生がよく使用された処方である、過敏性大腸症候群の中でも、柴胡剤の適応のタイプに用いる、胃と腸の痛みが主になり、胃腸炎、胆嚢、肝機能にもよい、但し加減が必要になる、薬剤師の高橋国海先生が日本漢方医学研究所において教えて下さった事は、相見三郎先生の柴胡桂枝湯は、個々の体質によって、すべて違うとのことだった、症状に随って応用する。

柴胡桂枝湯:「構成」
柴胡(さいこ): 半夏(はんげ): 桂枝(けいし):黄今(おうごん): 人参(にんじん):芍薬(しゃくやく):生姜(しょうきょう):大棗(たいそう):甘草(かんぞう):



A桂枝加芍薬湯:「解説」(傷寒論・金匱要略)
 下痢ばかりでなく、コロコロした便にも用いる、桂枝加芍薬湯はエキス剤でもかなり効果の違いがある、乳糖などの混ぜ物がないほうが良い、桂枝、芍薬の味と色のしっかりとした原料が良いと思います、症状に随って応用いたします。

桂枝加芍薬湯
:「構成」

桂枝(けいし): 芍薬(しゃくやく): 生姜(しょうきょう): 大棗(たいそう): 甘草(かんぞう):



B甘草瀉心湯:「解説」(金匱要略)
 神経を使う事により、胃と腸が障害された状態の過敏性大腸症候群に守備範囲が広く用いられる、痛みももちろんだが、げっぷ、腸鳴、下痢、口臭、口内炎、みぞおちの痞え、不眠、便が軟便にて気持ち良くでない、もやもやする、などに良い、食欲は有って、痛みよりむしろ重苦しさと、むかつきに用いる、症状に随って応用する。

甘草瀉心湯:「解説」
半夏(はんげ):乾姜(かんきょう):黄今(おうごん): 竹節人参(にんじん):大棗(たいそう):甘草(かんぞう):黄連(おおれん)



C半夏瀉心湯「解説」(傷寒論)
 みぞおちが痞え、お腹がごろごろ鳴り、くさいガスが溜まりやすく、下痢を起こしやすい体質、食欲は有って、痛みよりむしろ重苦しさと、むかつきに用いる、症状に随って応用する。

半夏瀉心湯:「解説」
半夏(はんげ):乾姜(かんきょう):黄今(おうごん):人参(にんじん):大棗(たいそう):甘草(かんぞう):黄連(おおれん)



D加味逍遙散:「解説」(内科摘要)
 本方は、便が快通しないという過敏性大腸に持ちうる、性格的には神経質、イライラ感、お腹にガスが溜まる、など便の硬さや排便の回数にこだわらずに症状に随って応用いたします。

加味逍遙散:「解説」
当帰(とうき):芍薬(しゃくやく):白朮(びゃくじゅつ):茯苓(ぶくりょう):柴胡(さいこ):甘草(かんぞう):牡丹皮(ぼたんぴ)梔子(しし):生姜(しょうきょう):薄荷(はっか):




漢方薬のご相談は、下記の問診表にてお受け致します。

SSL verisign 漢方相談 坂本薬局 漢方薬 漢方薬局 山梨
問診表を使った
御相談

参考になる処方名

●桂枝加芍薬大黄湯 ●人参湯 ●桂枝加芍薬湯 
●半夏瀉心湯 ●安中散 ●柴胡桂枝湯 
●甘草瀉心湯 ●加味逍遥散
●大建中湯

 ・・・・上記の処方は、参考漢方処方です・・・・

                             病名別解説に戻る

坂本薬局のトップに戻る