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病名別解説
シミ・肌荒れ
肝斑


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シミ・肌荒れについて

シミ、肌荒れ、肝斑は、顔面、特に前額、眉毛上部、鼻背、頬、口囲、ひたいや頬に左右に相対して現れ、褐色から黒褐色をした色素斑で、形は不規則、大きさは指頭大から手のひら大のものまであり、女性にとって悩みの深いものです。
 強い日光にあたるとひどくなり、また肉体的・精神的な過労によっても色が濃くなります。1年を通じて発症しますが、病院を訪れる人は、外出の機会が多い春から夏に、増えるようです。
 素因としては、妊娠、卵巣や子宮の病気、副腎皮質の障害、肝臓の障害などがあげられます、中年以後の女性に多いものですが、若い女性でも生理不順のある人に、しばしば現れます。

“一般的な治療方法としては”、
局所療法として、副腎皮質ホルモン剤を使うことがありますが、長期連用には注意を要します。
内服薬は、ビタミンC・E製剤や、抗プラスミン剤(トラネキサム酸)、還元型グルタチオン製剤などが、用いられます。

漢方薬では、肝斑の症状と、原因となっている体質を改善することを目標とします、“肌は内蔵の鏡です”、体質改善する事により目立たなくなります。




シミ・肌荒れ・肝班

加味逍遙散合四物湯(かみしょうようさんごうしもつとう)
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
柴苓湯(さいれいとう)
桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)


@加味逍遙散合四物湯[解説](内科摘要)
 主として中年以降の更年期様の不定愁訴(ふていしゅうそ)に用います。皮膚のシミ、色素沈着、疲労、肩こり、頭痛、めまい、不安、不眠、冷え、のぼせ感、怒りなど多様な症状を訴えます。多くの場合、肝気が高ぶりやすものに証に随って応用する。

丹梔逍遙散合四物湯:[構成]
当帰(とうき):芍薬(しゃくやく): 柴胡(さいこ): 朮(じゅつ): 茯苓(ぶくりょう): 薄荷(はっか): 甘草(かんぞう): 牡丹皮(ぼたんぴ): 梔子(しし): 生姜(しょうきょう):川窮(せんきゅう):地黄(じおう): 



◆『益母草』
昔から益母草を顔の薬に加えると「美容の良薬」になると言われています。
この理由は、顔のマッサージが皮膚の血行をよくする美容術として行われているように、益母草が皮膚の血行を良くする美容効果を発揮するからです。

◆マッサージより優れているところは、皮膚の浮腫をとる作用があることです。浮腫がとれると顔が引き締まり(小顔になり)、皮膚機能も良くなり老化を防ぎます。益母草の成分には抗炎・抗菌作用があり、毛穴の炎症を防ぎます。このことは皮膚の荒れやシミの予防になります。その他、肌に潤いを与える作用など、何れも皮膚の荒れや黒化を防ぐのに役立ちます。

(ブログ)肝斑(シミ)皮膚は内臓の鏡


A当帰芍薬散:「解説」(金匱要略)
 若い人のシミなどで、生理の前に目立って来る 肝斑(しみ)は此の処方が考えられる、一般に疲れやすく、冷え性で、胃腸の弱い人に用いるが、いくつかの加減が必要になる、この処方は先人が様々に工夫を凝らし、伝えられている。

当帰芍薬散:「構成」
当帰(とうき):川窮(せんきゅう):芍薬(しゃくやく):茯苓(ぶくりょう):朮(じゅつ):沢瀉(たくし



B柴苓湯:「解説」(得効方)
 肝斑は血液検査では異常がないが、肝臓の機能回復をはかる事に由って、好転することがある。肝班肝臓と、つながりは深い、証に随って応用する

柴苓湯:「構成」
柴胡(さいこ):4半夏(はんげ): 生姜(しょうきょう):黄今(おうごん): 大棗(たいそう):人参(にんじん): 甘草(かんぞう):沢瀉(たくしゃ): 白朮(びゃくじゅつ): 茯苓(ぶくりょう):猪苓(ちょれい):桂枝(けいし):茵陳(いんちん):山梔子(さんしし): 




C桂枝茯苓丸:「解説」(金匱要略)
 
婦人の血の道の漢方薬である、もっと表現すると、お血を改善する処方である、桂枝茯苓丸に、ヨクイニン(ハトムギ)、鼈甲を併用した処方は、子宮筋腫に用いる、桂枝茯苓丸を飲むと異物が排出される事を良く経験する、皮膚も一皮むけたようにきれいになる、のぼせ、肩こり、肝斑(シミ)、月経痛で下腹部が痛むなどを目標に証に随って応用する。

桂枝茯苓丸加よく苡仁:「構成」
桂枝(けいし):茯苓(ぶくりょう):牡丹皮(ぼたんび):桃仁(とうにん): 芍薬(しゃくやく):ヨクイニン(鳩麦):





参考になる処方名

●四物湯 ●加味逍遙散合四物湯 ●加味逍遙散 
●桂枝茯苓丸 ●柴苓湯  ●桃核蒸気湯 
●柴胡加竜骨牡蠣湯 ●女神散  ●窮帰調血飲 
●温経湯 ●通導散 ●四逆散 ●黄蓮解毒湯  
●当帰芍薬散  ●温清飲


 ・・・・上記の処方は、参考漢方処方です・・・・


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