漢方坂本/坂本壮一郎@note
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昨今の温暖化を受けて、夏が極端に不快になってきました。
70年前の山梨、7月の平均気温は24.7℃だったそうです。信じられません。30℃超えが当たり前の昨今、今後夏バテを起こされる方がどんどん増えてくるだろうという予測の通り、昨年は本当にたくさんの方が夏にバテました。当然今年も楽観視できません。
夏バテに使われる漢方薬として有名なものに「清暑益気湯」があります。
その名の通り、暑さに負けた時に使う薬です。
ツムラやコタローから出ていて、保険も効くため病院で出すこともあります。
ただしこの薬、夏だというのにそこまで頻用されている気配がありません。
これには理由があって何故かというと、おそらくそれほど効かないからです。
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清暑益気湯は夏バテにそこまで効いてくれません。
まず私がそう感じます。そしてそう感じられている他の先生も多いはずです。
実際に使ってみると分かりやすいのですが、飲みにくかったり逆に胃もたれしてしまったり、とにかくただでさえバテて疲れている体に辛く当たってしまうことが多いのです。
だからツムラもコタローもいまいち売り上げが伸びていないはずです。実際夏バテの患者さまは増えています。売り上げが伸びないのは単純にあまり効かないからです。
しかし正確に言うと、効かないのではありません。
効くように使えていないのです。
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なぜ効かないのだろうと不思議に思いながら、いろいろと試しているうちに分かってきました。
清暑益気湯には「使い方」「効かせ方」があります。
それが分かってからは大変重宝する薬になりました。
特に夏場はこの薬がなければ困ります。夏に差し掛かると、決まってこの薬をご所望される方がいらっしゃします。そしてこの薬のおかげで助かっていると言われる方が多くいらっしゃいます。
今回のnoteでは、そんな清暑益気湯の使い方のコツを解説していきます。
一意見としてご参考にしていただければ幸いです。
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清暑益気湯エキス顆粒剤はこれをやると良く効くようになります

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