不透明な医学

2020年02月03日

漢方坂本コラム

漢方とは何と不透明な医学なのだろう。

長く漢方の世界に携わる程にそれを感じる。

非常に曖昧なまま、情報だけが飛び交っているからである。

困られるのは患者さまだと思う。

振り回されてしまうから。

一番探したい自分に合った漢方薬を、

本やネットから探し当てることは、多分、難しいと思う。

その原因は、漢方を扱う一人一人の自覚の少なさ。

私もその一人である。

どうすれば正しく漢方が伝わるのか、

どうすれば本当に知りたい情報を提供することが出来るのか、

コラムを書く作業は、そんな気持ちの中で文字を打つ行為です。

とりあえず、今日は節分。明日は立春ですね。

豆を食べます。

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※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。また当店は漢方相談を専門とした薬局であり、病院・診療所とは異なりますことを補足させていただきます。