漢方とは何と不透明な医学なのだろう。
長く漢方の世界に携わる程にそれを感じる。
非常に曖昧なまま、情報だけが飛び交っているからである。
困られるのは患者さまだと思う。
振り回されてしまうから。
一番探したい自分に合った漢方薬を、
本やネットから探し当てることは、多分、難しいと思う。
その原因は、漢方を扱う一人一人の自覚の少なさ。
私もその一人である。
どうすれば正しく漢方が伝わるのか、
どうすれば本当に知りたい情報を提供することが出来るのか、
コラムを書く作業は、そんな気持ちの中で文字を打つ行為です。
とりあえず、今日は節分。明日は立春ですね。
豆を食べます。