年が明けて、もう二月中旬。
そろそろ三月に入ろうとしています。
早いですね。あっという間です。
年々時間の進みを早く感じるのは、どうしてでしょうか。
しかし今年はそう悠長なことを言っていられません。
急激に気候が変化し過ぎています。
そう焦らなくても、と地球にツッコミたくなります。
今年の春も、すでに要注意だと実感しています。
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2月の中旬から、急激に暖かくなってきました。
関東では20℃を超える日も出てきました。
春の訪れと言えば聞こえは良いのですが、
ちょっと急激過ぎます。今年の春一番は、昨年より14日早いそうです。
暖冬と言われた今年の冬。
暖かい冬は心地よいと思いがちですが、
実は違います。むしろ寒暖差が強くなります。
人は寒いなら寒いで安定してくれていた方が、体への負担はずっと軽くなります。
急激に暖かくなる、そしてまた急激に寒くなる。
この寒暖の落差、急激なアップダウン、それこそが人体の血流に負担をかけます。
血流は自律神経がコントロールしていますから、それによって自律神経も乱れてきます。
さまざまな体調不良が、ここ最近患者さまに頻発しています。
多いのが不眠です。寝るれなくなるという症状。
また息苦しさや動悸など、心肺への影響。
便秘や下痢、胃もたれも増えています。
人によっては頻尿や残尿感、排尿痛など、膀胱陰部の症状も発現してきています。
特に不安感や焦り・イライラといったメンタル面での乱れも出てきている。
天候の急激な変化によって起こるいつもの症状が、全国同時多発的に広がってきています。
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ここ数日、電話でのお問い合わせが増えています。
落ち着いていた症状の悪化や、新たな症状の出現。
暖かい今年の冬から調子悪さが続いていた方が、ここでまた一歩、体調を崩している。
どうやら今年は、早く過ぎるなぁとか言っていられない状態が、年始から続いています。
しかもここから、花粉やらなにやら、空気中にたくさんのアレルゲンが飛び交う時期へと入ります。
天候に左右されない体を作っていきたい、その思いをくじくような、大きな波の到来です。
しかし来るなと分かっていれば、養生の仕様はあります。
是非以下のコラムを参考にしながら、春に起こる体への変化を理解し、対策を続けていきましょう。
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→なぜ春に自律神経が乱れるのか
・◇養生の実際・春 〜なぜ春に体調を崩すのか・自律神経の乱れと発現しやすい症状〜
・春に起こりやすい症状と自律神経
→春の自律神経失調とその養生
・春の厳しさ・春の訪れと自律神経