各地で夏日が続いていた中、
いよいよ発生した台風1号。
ここ山梨でも早速、厚い雲が空を覆っています。
まさしく台風を呼んできそうな、湿気を含んだ重い空気です。
来るな、という気配をひしひしと感じます。
台風のことはもちろんですが、
それと同時に、今回も必ずやってきます。
自律神経の乱れ。
心地よく夏を迎えるための、
鍵を握る季節になってきました。
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今回の台風1号は、要注意です。
今までの経験上、この重い空気は確実に自律神経を乱す類のやつです。
不安感や焦燥感が湧き上がってくる、
そして同時に、からだ全体を覆う疲労感や脱力感を伴ってきます。
すでに不眠が悪化している患者さまが何名かいらっしゃいますし、
さらに息苦しさや動悸、めまいや頭痛、耳鳴りや耳閉感といった自律神経症状も伴っています。
そしてこの重い湿気は、腹に重く当たる傾向があります。
漢方でいう所の山嵐瘴気。「湿症」と呼ばれる症状が強く起こってくる傾向があります。
よく起こる症状は胃腸症状です。
ビビビとスッキリ出ないような軟便や下痢、腹が張って苦しく重くなる。
人によっては吐き気や胃もたれを伴います。当薬局のコラムでも今まで散々お伝えしてきた、梅雨時期に急増する症状です。
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今年の五月、
例年に比べて体調を乱す方が多かった気がします。
断続的にやってくる、湿気をまとった重い空気。
体のだるさ・重さを中心に、いまいち体調がパッとしない、そんな患者さまがたくさんいらっしゃいました。
梅雨に入りそうで入らない、そんな波を受けつつも、
こらから6月。
いよいよ、梅雨本番に突入していきます。
すでに今回の梅雨は台風を絡める気配です。今年の梅雨はおそらくキツイものになると思います。
以前ご紹介したコラムがお力になれるのではないかと。
以下にリンクを貼っておきますので、気になる方は是非一度目を通しておいてください。
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日本を雨で覆う梅雨は、人体に独特の影響を与えます。
その上で、起こりやすい症状が比較的決まっています。
以下のコラムでそれらをチェックしてみてください。
■梅雨に悪化する症状
◇養生の実際・梅雨から夏 ~起こりやすい症状とその対策~)
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その中でも、特に起こりやすいのが胃腸の乱れです。
軟便・下痢になり、かつスッキリ出なくなる。
お腹が弱い方は、前もってこちらのコラムをお読みいただくことをお勧めします。
■梅雨時期の下痢に効く漢方薬
□下痢 ~梅雨時期の下痢に効く漢方薬1~
□下痢 ~梅雨時期の下痢に効く漢方薬2~
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さらに注意していただきたいのが風邪です。
この時期に風邪?と思われるかも知れませんが、
この時期だからこそ風邪を引きやすくなります。そして起こる症状は辛いことが多いのです。
これは皆さんに是非知っておいていただきたいと思います。
ちょっとしたことで予防できるからです。
■梅雨の症状に効く漢方薬
□梅雨の病 ~梅雨に起こりやすい症状と効果的な漢方薬~
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梅雨にやられない体を作るために。
知っておいていただきたい養生があります。
ほんの些細なことでも、気をつけているかどうかで変わります。
すでに気を付けている方も、そうでない方も、梅雨に入る前に是非ご確認ください。
■梅雨時期特にに守るべき養生
◇養生の実際・梅雨 ~梅雨の体調不良と守るべき養生~
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そして梅雨時期に体調不良の最も厄介な点、
それは、梅雨だけに収まらず、夏にもその体調不良を引っ張ってしまうことにあります。
いわゆる夏バテ。その原因は梅雨から始まっています。
だからこそ、気を付けていただきたいのです。今年の夏を心地よく過ごすために。
まずは梅雨を乗り切りましょう。
■夏バテのメカニズムと予防
◇養生の実際・夏バテ対策編1 ~はじめに~
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