治療には段階があります。
その方の病態を見極め、それに合った漢方薬を選択すること。
一番重要なことに思えますが、
これは治療の一段目に過ぎません。
どの程度の期間服用を続ければ良いのか。
それを見極めるのが二段目。
処方の改良・変更の必要性を常に吟味する。
それが三段目です。
必要がないのに変更してもだめだし、
必要があるなら変更しなければならない。
さらに四段目として、
生活の中で改善するべきことを、患者さまと治療者とで見つけていく。
そうすることで、
漢方薬を含めたあらゆる薬がなくても
自分自身で体調を管理できるようになります。