漢方家あるある

2020年04月04日

漢方坂本コラム

花粉症が治った。

この前までの不快感が嘘のように、まったく症状がなくなった。

正直、拍子抜けである。

いや嬉しいですよ。

そして喜ぶべきことなのだけれども、

右手に気合、左手に根性を振りかざして全力で挑むつもりだった。

物足りなさを感じている。本当に花粉症だったのかしら、とさえ思う。

漢方は飲んだ。もちろん飲んだ。売る程あるし。

ただもうちょっと試してみたかった。

漢方というよりは、単にスギ花粉がなくなっただけ?

そっちの可能性の方が大きいような・・。

そんな気がする。

ただフェイドアウトではなく、本当にスパッと無くなった。

これじゃあ花粉症治療が上手くなった気がしないではないか・・・。

風邪をひくとか、オデキができるとか、

自分の体調が崩れた時にむしろテンションが上がって喜んで漢方を飲むというのは、

多分、漢方家あるある。

久々の体調不良だったのに・・・

秋花粉が楽しみです。

【この記事の著者】店主:坂本壮一郎のプロフィールはこちら

※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。

※当店は漢方相談・漢方薬販売を行う薬局であり、病院・診療所ではございません。コラムにおいて「治療・漢方治療・改善」といった言葉を使用しておりますが、漢方医学を説明するための便宜上の使用であることを補足させていただきます。