漢方治療というものが、実際にどのようなものなのか、
治療者からの視点で紹介する症例シリーズも今回で10回目を迎えました。
臨床は試行錯誤の連続です。
著効した症例ばかりを挙げておりますが、
力が及ばないことも当然あります。
患者さまに教えてもらいながら、日々成長させてもらっている、
この感覚が一番近い私の日常だと思います。
これからも、日々の中で印象に残った症例を挙げていこうと思います。
不可思議に感じられやすい漢方治療が、
少しでも皆さまにとってイメージしやすいものになりますように。
祈る気持ちで、続けていこうと思います。