すごいなこの差は

2020年01月30日

漢方坂本コラム

急激に冷えて雪が降った後、昨日は気温が急上昇。17℃まで上がりました。

これは皆さん絶対つらいはずだと、日中外を見ながら思いました。

「酒さ・赤ら顔・ほてり」の患者さまたちです。

寒い外気を浴びた後、急に暖房の部屋に入ると、顔がポーっと赤くなることがあります。

この現象が巨大な天候レベルで起こっているのが昨日です。

症状が安定し始めていた方であっても、ほてりが悪化したのではないでしょうか。

やはり数名の方からお問合せを頂きました。

大丈夫です。一時的にほてりが強くなったとしても、また必ず落ち着いてきます。

「酒さ・赤ら顔・ほてり」の治療を経験している中で気づいたことがあります。

急激な気温の変化が起こる時、症状を悪化させる人と、そうでない人とがいます。

その差は、服用期間です。

初めて間もない方ほど悪化し、長く服用されている方ほど左右されません。

改善へと向かうにしても、始めは必ず波を打ちます。

そしてその波も徐々に落ち着いてきて、ほてりの気にならない状態へと向かっていきます。

今はとてもつらい時期だと思いますが、

あの時はつらかったなぁと、振り返る時が必ずやってきます。

【この記事の著者】店主:坂本壮一郎のプロフィールはこちら