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漢方家あるある

花粉症が治った。この前までの不快感が嘘のように、まったく症状がなくなった。正直、拍子抜けである。これじゃあ花粉症治療が上手くなった気がしないではないか・・・。風邪をひくとか、オデキができるとか、自分の体調が崩れた時にむしろテンションが上がって喜んで漢方を飲むというのは、多分、漢方家あるある。

ご来局頂いております患者さまへ【郵送にてご対応することが可能です】

新型コロナウイルス感染症。外出自粛を余儀なくされている現在、当薬局にご来局の上で漢方治療を行われている患者さまにおかれましても、お薬を郵送にてご対応することが可能です。一度お体の状況を拝見させて頂いておりますので、お電話にて状況を確認させて頂ければ、ご来局時と同様の細かな配慮を行うこともできますのでご安心ください。

今だからこそ必要なこと

自律神経が乱れやすい春、今だからこそ自律神経を整えることが大切。自律神経を整える方法は、簡単に言えば「適切な食生活」と「睡眠」と「運動」です。手っ取り早く言えば、太陽に同調した生活をちゃんと行うこと。あと、笑いましょう。気持ちの問題とかではなく、笑いは実際に自律神経を整えます。

休日の夜。独り言と半目。

季節はずれの雪。 東京では不要不急の外出を控える要請が出た週末、 今日の雪は「家の中でゆっくりしていよう」と自然に思える...

手仕事

今ではもうあまり作らなくなっているのですが、 先代である父がまだいた頃、 丸剤(がんざい)と呼ばれる玉の薬をよく作ってい...

【漢方処方解説】半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)・前編

今回解説する半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)は、心療内科・精神科領域において最も有名な処方と言っても良いと思います。「咽が詰まって息苦しい」など、咽に生じる違和感に対してファーストチョイスで使用されている処方です。現実的な使い方としては「胃薬として使う」「咳止めとして使う」といった運用方法が挙げられます。

漢方治療の心得 13 〜上達を知る時〜

漢方の上達。何をもって腕が上がったと感じるのか?それを私なりに具体的に言うならば、「共感」の一言に付きます。自分の言っていることが伝わる、という意味ではなく、相手の言っていることが分かる、という共感です。たくさんの方々と共感すること自体が、すなわち成長になる。これは真実だと思う。

買い物

今日のテーマは「買い物」。 上手に買い物をするためにはどうしたらよいのでしょうか。 そんなお話を、独断と偏見とでしゃあし...

□蓄膿症・後鼻漏・慢性副鼻腔炎 ~漢方治療による治り方・後編~

前編のコラムでは副鼻腔炎・蓄膿症・後鼻漏治療では「完治までの過程の中で一時的に症状が増悪することがある」ということを解説いたしました。この場合、最も重要なことは「もともとの病が悪化しているわけではないという状況の見極め」です。今回はこのような一時的な悪化現象がどのように起こりやすいのか、その具体例をお示しします。

□蓄膿症・後鼻漏・慢性副鼻腔炎 ~漢方治療による治り方・前編~

顔面が痛い・鼻の奥が重い・匂いが分からない・後鼻漏が続いて息苦しいなどなど、日常的に意識せざるを得ない不快な症状を発生させる副鼻腔炎や上咽頭炎。西洋医学的に完治させることの難しいケースが多いことから、漢方治療をお求めになる方の多い疾患です。ただし一口に副鼻腔炎・上咽頭炎と言っても、その病態は実に様々です。