■症例:蕁麻疹(じんましん) 40代、女性。皮膚科で消風散(しょうふうさん)の顆粒を出してもらった。炎症が引かないため、その後、黄連解毒湯(おうれんげどくとう)が追加された。患者さまの体調を詳しく伺う。なるほど方向性は正しい。しかし工夫が足りなかった。私は消風散と黄連解毒湯を出した。同じく顆粒剤である。ただし一工夫を加えた。それは経験から得たコツだった。患者さまの蕁麻疹は、飲み始めて一週間ほどで起きなくなった。 2019年08月31日