
これから漢方を志す方々へ 8
昭和から平成にかけて書かれた本で読むべきものを上げるとするならば、・山本巌(やまもといわお)先生の著書 ・花輪壽彦(はなわとしひこ)先生の著書 を上げさせていただきます。山本先生は中医学と日本伝統医学(漢方)さらに西洋医学という、三つの異なる広い視点を俯瞰しつつも、実践的・本質的な運用を鋭く提示されています。花輪先生は江戸・明治・大正・昭和という漢方の流れが帰結した医学を、現代医学にどう融合していくかという視点を示されています。
2019年06月10日