漢方治療日記

具体的な印象

「なんか今日、先生だいじょうぶですか?」 恥ずかしながら、ふいに患者さまからそう尋ねられました。 全く問題なく元気いっぱ...

当たり前のこと

当然と言えば当然のことなのですが、 自分の中で「漢方」という仕事が当たり前になっています。 これ、決して良い意味でなくて...

お母さんと男の子

先日来局された患者さま。小さな男の子とそのお母さん。 お薬が出来上がるまでのお待ちの間に、 お母さんが絵本を読んであげて...

漢方治療と話を聞く事

漢方は未だ血液検査や画像検査のない時代に発展してきました。そのため、目で見たり、話を聞いたりすることでお体を把握する事が基本になります。だから漢方治療を行うならば、必然的にお話を良く聞かなければなりません。時間をかけてお話を聞かないと、お体の状態を把握する事が出来ないのです。

治らない病に悩まれている方へ

病院にて治療を受けるも充分に改善されていない、という方々にとっては、第2・第3の手段として漢方治療を是非検討してみてほしいと思う。西洋医学が強力な第一選択的医療として存在している現在、そこで救われなかった時に受ける患者さまの気持ち。全ての医療に見放されたような気持ちになるはずです。しかし第2・第3の医療としてその救いになる可能性が、漢方治療にはあります。

ご家族と漢方薬

お母さん、お父さん、お子さま。 ご兄妹、おじいちゃん、おばあちゃん。 当薬局ではご家族で漢方治療をお求めいただくケースが...

私たちが本当にしなければいけないこと

家事の大変さ。 仕事をしながら、夕食を考え、時間以内に作り、片付け、子供を風呂に入れ、寝かし、明日の朝食を考え、髪を乾か...

季節の変わり目と患者さま

まだまだ暑いけれど、徐々に秋の気配を感じてきました。 夜の風と虫の音に、秋の匂いが出てきたような・・・。 季節や天候の変...

改善への早道

漢方にご興味があって、何とか病を治したい、改善したいと思っておられる方たちに、是非お伝えいたいことがあります。 それは、...

生きた薬

1gとして無駄にできない。 生薬を、である。 夙にそう思っていたが、最近特にそう思う。 特殊な植物たちである。 一般性が...