いつもそこに置いてある音楽

2019年12月03日

漢方坂本コラム

最近、仕事の行き帰りに「森ゆに」さんの曲を聞いている。

以前、建築家の友人が、「音楽がうらやましい。鳴り始めた瞬間に、空間をぐわっともっていく。あの感じがうらやましい」と言っていた。

森ゆにさんの音楽を聞きながら、そんなことを思い出した。

森さんの曲は、決して強引にもっていこうとはしない。

いつもそこに置いてある音楽。

なんというか、そういう空間に舞う感じで、いつもそこに流れてくれる。

私は音楽がなっていると、それに集中してしまうので考え事ができない。

だから、考えたい時は音楽をきかない。昔からの習慣である。

森ゆにさんの音楽はいつもそこに置いてある感じ。

だから、考えることができる。

そして、無音よりも集中できるのは、

空間にちゃんと輪郭が出来ているから?

例外を見つけました。




□森ゆに / mori yuni 公式サイト:https://moriyuni.net

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