漢方治療の実際

〇漢方治療の実際 ~「漢方」と「中医学」との違い・後編~

前編では「漢方」について解説していきました。今回は「中医学」、この似て非なる医学をなるべく詳しく解説していきたいと思います。中医学という言葉は、実はとても広い意味で使われています。広く使われてしまっているからこそ、非常にその定義が複雑になってしまっているのです。

〇漢方治療の実際 ~「漢方」と「中医学」との違い・前編~

「漢方」と「中医学」。これらは同じもののようですが、実は別物です。両者ともに我が国日本で行われている伝統医学ではありますが、伝わってきた由来もその内容も、異なる側面を多分に含んでいます。漢方と中医学、両者にどのような違いがあるのかを詳しく解説していこうと思います。

〇漢方治療の実際 ~自分に合った漢方薬を探されている方へ~

治療においては、正しいイメージを持つことがとても重要です。自分に合った漢方薬さえ見つかれば病は改善する、そういうイメージは多くの場合で誤りです。固定観念を捨てて、本当の漢方治療とはどういうものなのか、そして改善していく時は、どういう手順が必要なのかを、なるべく正しくイメージして頂ければと思います。

〇漢方治療の実際 ~本当に効くのか?実際に治している先生方の共通点~

漢方薬は本当に効くのでしょうか?そもそも気を調えるとか、血を調えるとか、漠然とし過ぎていてよくわかりません。今回はこのような疑問に対して、私自身が思う、率直な回答をお示ししたいと思います。治療者、つまり漢方薬の出し手としてではなく、漢方を勉強してきた一学徒としてご説明いたします。

〇漢方治療の実際 ~西洋医学と東洋医学との違い~

当薬局にお越しになられる患者さまは、多くのケースで既に西洋医学的治療を受けられている方です。その中でなかなか症状が改善しないため、漢方治療をお求めになり当薬局にご来局されます。お身体の状態を詳しく伺っていると、今まで受けられてきた治療に対する患者さま自身の印象も自然と伝わってきます。

○漢方治療の実際 ~腎虚?八味地黄丸?臨床的に正しい理論とは~

学問的に重要な理論と、臨床的に正しい理論とは、まったくの別物です。学問として重要だとされる理論の中には、臨床的には正しくないというものがたくさんあります。「臨床的に正しい理論」とは、その理論に基づいて治療を行うことでちゃんと効果が発揮できる理論です。いくら学問的に重要な考え方であっても、それを臨床で応用した場合、現実的に効果が表れない・使えないという理論が漢方の世界では山のようにあるのです。

○漢方治療の実際 〜漢方薬を試してみたい方へ・医療機関の選び方〜

漢方薬は様々な場所で扱われています。病院やドラックストア、漢方薬局など、たくさんの場所があるので迷うと思います。これらの薬店や医療機関は各々で扱える漢方薬も違いますし、漢方治療における専門性も異なってきます。自分はどこに行くべきか、そう迷われている方々のために、今回はその見極め方を解説してみたいと思います。

○漢方治療の実際 〜気や血・漢方特有の言葉に隠された落とし穴〜

東洋医学ではそれを説明する際に独特な用語が使われます。「気」や「血」、「陰・陽」といった用語は、漢方薬をお調べになる際に必ず目にする言葉ではないでしょうか。実際にこれらの概念は漢方治療を行う上で非常に大切な用語です。東洋医学正確なイメージの集積とも言えるこれらの概念を駆使することによって人体を理解し、病を治癒へと導いてきました。

○漢方治療の実際 〜この漢方薬、本当に効果ある?と感じられている方へ〜

まず第一に漢方薬は、各先生方によって使い方が変わります。次に漢方は、各先生方によって病の治し方が変わります。さらに漢方薬は、名前が一緒であっても効能が異なるということが当然のように起こります。全ての治療において言えることですが、特に漢方治療においては治療者と患者さまとの意思の疎通が全てです。
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