養生の回覧板

新年のご挨拶

謹啓新年あけましておめでとうございます。当薬局は本日より営業を再開しております。お休みの間は、皆さま体調を崩すことなく過...

年末のご挨拶 ~今年一年の総括と伴に~

あと数日で、2024年が終わります。当薬局も本日で今年の営業は終了いたしました。一年の営業をつつがなく終えて、ホッと一息...

毎年恒例・恐怖の年末

いよいよ今年も残りわずかとなりました。やはり12月はあっという間ですね。今まさに年末。用事が立て込み、バタバタと忙しくさ...

迷いの無くなる使い方

薬を飲まなくても良い体にしていくような治療の提案や、そうするためには何が大切で、どう選択していくべきかを教えてくれる医師や医療機関。自分の病とどう向き合えば良いのか、健康を実現させるために惑わされない芯の部分をちゃんと教えてもらえるなら、きっと自分自身の病の治療や、健康に使うお金の使い方は上手になるはずです。

【注意】寒波到来

いよいよ寒波が来ます。重い低気圧のせいで、自律神経を乱してしまっている方が急増しています。不安と焦り、気持ちがそわそわして落ち着かない、自分でもコントロールできないイライラ、今回はメンタルの不調が、かなり増えておられます。特に月経前や月経中と重なっている方、そしてもともと胃腸の弱い方ではその傾向が強く出ています。

秋に起こりやすい病と悪化しやすい症状

寒暖差が大きくなると、発生しやすい・悪化しやすい病があります。風邪、胃腸の乱れ、排尿の問題、皮膚の病、アレルギー症状です。以前のコラムでも説明した通り、どれもこの時期油断することのできない症状です。確実にご相談が増えてくる。予防も含めて是非頭に入れておいてください。

【注意】体調不良の波

東洋医学では古くから、湿気による体への影響を指摘し続けてきました。適応する方剤も多く用意されています。防己黄耆湯や五積散、桂枝加苓朮附湯や藿香正気散。これら湿病に対する処方は、挙げていけば有名処方だけでもかなりの数にのぼります。ただ、ここ近年起こっている気象病においては、これらの処方だけでは対応できません。

夏が終わる、急激に

梅雨時期のうだるような暑さが、9月を襲いました。不安感や焦り、頭痛やめまい・耳鳴り、動悸や不眠、胃腸の調子を崩して、胃もたれや吐き気、腹痛や下痢、食欲不振、さらに体の強いだるさと・倦怠感。自律神経の乱れと夏バテとが、同時に襲ってくるような不快感。秋分の日の連休、そこを越えれば涼しくなるという予報。

「未病」の誤解

未病とは、健康な状態から病へと向かうその過渡期を示しています。そして同時に、病のベクトルが生み出されていく様子を示すものでもあります。『黄帝内経素問(こうていだいけいそもん)』や『養生訓(ようじょうくん)』が示すように、人が病むのはその生活の不養生から。その考えこそが、未病という概念の根底に流れています。

2024・台風シーズン

自律神経の乱れが改善してく時、必ずといって良いほど、症状は波を打ちます。外的には気圧・気温・湿度などの外気、精神的なストレス、内的には睡眠や運動や食事、女性であれば月経の影響を受けて変化します。しかし、その乱れが終息しやすくなる、強く乱れなくなる、乱れにくくなるという変化を起こしながら、自律神経失調は治っていきます。