【名著紹介】大塚敬節先生著『漢方診療三十年(かんぽうしんりょうさんじゅうねん)』
やはりこの人は名医だなぁと、感じる本があります。著者は昭和の大家・押しも押されぬ名医・大塚敬節先生。数ある代表作の中でも特に血の通った名作、『漢方診療三十年』。私はこの本を、『傷寒論』をとてつもなく読み込んだ漢方家が書いた『傷寒論』だと捉えています。この本の文章、その所々から、傷寒論と同じ美しさを、是非感じてください。
2024年12月12日