漢方治療日記

漢方治療の経験談「自律神経失調症治療」を通して

自律神経失調症には漢方薬が良いとされています。これは、確かにそうだと感じます。不安感や動悸、めまいといった西洋医学では太刀打ちできない症状であっても、漢方薬をもって改善することが確かに可能です。そもそも漢方薬は自律神経を媒介として効果を発揮する薬なのです。

漢方治療の経験談「胃もたれ・胃痛治療」を通して

おそらく、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を患われる患者さまは、ここ十数年でかなり減っていると思います。ピロリ菌の除菌という、非常に有効な治療が行われ始めたからです。ただし、胃痛や胃もたれなどの症状が昔に比べて減っているわけではありません。すべての胃症状がピロリ菌だけで解決できるわけではないということです。

あ、来るなこれ。

これからの時期、確実に「風邪」が流行りだします。暖かくなるとともに、湿気をまとい出すこの時期。そして日中暑いくらいだけど、夜と朝は冷え込む。そんな今の時期。毎年毎年、必ずと言ってよいほど風邪をひく患者さまが増えてくるのです。喉の痛みから始まる。そんな風邪が増えてくるのです。

漢方治療の心得 22 〜処方の真意〜

現在の漢方治療は、多くのケースで「処方第一主義」をとっています。方ほう(処方)と証しょう(病態)とが相対するという、漢方の基礎理論から言えばそれでも良いのかも知れません。しかし、その先がある。漢方治療には、「処方は決して解答ではない」という、その先の領域があるのです。

漢方治療の経験談「パニック障害治療」を通して

パニック障害は精神療法的アプローチをもって心理的側面から改善を図ろうと思ってもなかなか上手くいきません。緊張や興奮が胸にきてしまう。そういうカラダの不調がまずあってこそこの病が起こる。そういう捉え方をすることが重要で、なぜ「胸にくるのか」を考えることが本当の意味での東洋医学的解釈だと私は思うのです。

続・この春、最後のあがき。

思いがけない急激な寒波により、胃痛・胃もたれ・胃の張り・腸の張り・腸の痛み・便秘・下痢。下腹部痛・月経痛・末端の冷え。そして冷えからのノボセ・皮膚症状の悪化。食欲不振や疲労倦怠感に至るまで。さまざまな症状が悪化する。「急激に」冷えるという点が、非常に困りものなのです。ただし、対応は可能です。

この春、最後のあがき。

今回の急激な気温上昇は、頭部や皮膚などの人体外部に、強い充血が起こってきています。このような急激な変化は、必ずおさまってきます。人体とは得てしてそういうものです。今まで行ってきた養生を続けること。食事や睡眠をもう一度見直すこと。今まで通りのことを続けていただければ、何の問題もありません。

漢方治療の経験談「痛風治療」を通して

漢方治療をお求めになる方は、痛風が慢性化している、つまり尿酸値のコントロールが上手くいっていないという方が多い。だからそんなに強い腫れや痛みは起きていない状態で来局されているように思われがちですが、それは違います。強い腫れと痛みをすでに起こしている急性期から亜急性期、そんな状態で来られる方がけっこう多いのです。

君と治療と卒業と

水遊びをすると、すぐに咳喘息を起こしてしまっていた男の子。お腹の張りと痛みに耐えて、学校に通い続けていた女の子。みんな漢方薬をがんばって飲んで、そして養生をしっかりと気を付けてくれて、努力してきてくれた。だからこそ、その結果がちゃんと現れたのだと思います。

難病に効く生薬

漢方の聖典『傷寒論(しょうかんろん)』では、当たり前に転がっているような生薬しか使っていません。ショウガとかネギとか。ナツメとかシナモンとか。漢方薬の凄さは、使い方を突き詰めていった。そこにこそ、知恵の真髄があると思うのです。あくまで「使い方の妙」。それが、思いもよらぬ効果を発揮するカラクリなのです。
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