病名別コラム

□月経前症候群(PMS) ~詳細症状別・漢方治療解説~ 後編

PMSの詳細症状別・漢方治療解説、後編では「便秘」「下痢」 「下腹部痛(生理痛)」「下腹部痛(生理痛)」「胃痛・吐き気」「乳房痛」「動悸・息苦しさ」「のぼせ」「微熱・発熱」「四肢関節の痛み」をピックアップし、その症状別にどのような漢方薬が適応しやすいのかを解説していきたいと思います。

□月経前症候群(PMS) ~詳細症状別・漢方治療解説~ 前編

PMSは漢方治療において十八番と言っても良いでしょう。それほど多くの薬が用意されていますし、即効性をもって効く場合も少なくありません。ただしそれは的確に薬を選ぶことが出来た場合の話です。漢方薬の使用が広まるにしたがって、その選択の大切さも同時に認知されるようになってきました。

《note》【漢方治療解説】好酸球性副鼻腔炎など・難治性の副鼻腔炎への対応と処方

前々回のnoteでは、難治性の副鼻腔炎に対して「千金内托散」が使えるという話をしました。千金内托散。あまり知られていないマニアックな処方です。今回は好酸球性副鼻腔炎などの難治性副鼻腔炎に対する具体的な治療方法を、いくつかの方剤をピックアップしながら解説してみたいと思います。

《note》千金内托散の現代応用・難治性の副鼻腔炎に応用する際のコツ

なかなか治りきらない長期化する副鼻腔炎に対して。後鼻漏がずっと続いて治らないとか、事あるごとに副鼻腔炎をすぐ起こしてしまうとか、鼻茸がとってもすぐ再発するとか、夜になると鼻閉が止まらないとか。そういう慢性副鼻腔炎や好酸球性副鼻腔炎といった病において、千金内托散(せんきんないたくさん)は使うべき場のある処方です。

《note》【漢方治療解説】皮膚治療における標治と本治との鑑別・その具体例

漢方では様々な皮膚用の薬が用意されています。十味敗毒湯や消風散などの有名な薬から、荊防敗毒散や当帰飲子など。しかし時に一見皮膚とは全く関係ない薬をもって対応しなければならないケースもあります。皮膚治療薬で治す「標治」とそれ以外の薬で治す「本治」との鑑別と使い分けこそが、皮膚治療の基礎であると同時に要になります。

□頭痛・片頭痛 ~漢方治療をお勧めできる頭痛患者さんの特徴~

頭痛・片頭痛の漢方治療は簡単ではありません。さまざまな疾患・症状の中でも治療に対する深い造詣が求められるという印象があります。その中で私が感じるのは、西洋医学的治療が効きにくい人にはある特徴が見受けられる、ということです。さらにそういう方では逆に、漢方治療が功を奏しやすいという特徴もあります。

《note》【漢方治療解説】中級者以上対象:「過敏性腸症候群(IBS)」の治し方とそのコツ

私の印象としては、過敏線性腸症候群は上手に治療すれば漢方治療でちゃんと効果を出すことのできる病です。患者さまによって治しやすさ・治しにくさの病態の違いはありますが、然るべき治療方針を定め、それに即した薬方選択および養生が実現されれば、症状は比較的順調に緩和されていくものです。

漢方治療の経験談「パニック障害治療」を通して 2

治療を行うも治らない、一度治っても再発してしまう、なるべく向精神薬は飲みたくないなど、治りにくく、しつこく、かつ常に不安を伴う病。ただ私にとってパニック障害は、決して不治の病という印象ではありません。もちろん程度にもよります。難しい場合もあります。ただし正しい治療によって、比較的回復へと向かっていくことのできる病です。

□アトピー性皮膚炎 ~夏に悪化するアトピー性皮膚炎への対応~

アトピー性皮膚炎にはそれ特有の皮膚症状があるものの、決して皆さんが同じではありません。そして昨今、私が特に問題だと感じているのは、夏に悪化するタイプのアトピー性皮膚炎です。そこで今回は、この夏に悪化するアトピー性皮膚炎に対して、現状どのような対応が功を奏するのか、その具体的な方法について解説していきます。

《note》五苓散が効く起立性調節障害(OD)の特徴

noteに新しい記事をアップしました。五苓散が効くタイプの起立性調節障害の患者さまと、その見極めのポイントを解説しております。五苓散は、現在起立性調節障害において比較的良く使われている薬です。ただし、あまり効いているという話を聞きません。しかし、あるタイプの起立性調節障害では、五苓散が即効性をもって奏効していきます。