病名別コラム

漢方 case study ~強い月経痛を伴う潰瘍性大腸炎・月経との関連とその対処法~

漢方 case study~強い月経痛を伴う潰瘍性大腸炎・月経との関連とその対処法~ <はじめに>漢方 case stu...

《note》千金内托散の現代応用・難治性の副鼻腔炎に応用する際のコツ

なかなか治りきらない長期化する副鼻腔炎に対して。後鼻漏がずっと続いて治らないとか、事あるごとに副鼻腔炎をすぐ起こしてしまうとか、鼻茸がとってもすぐ再発するとか、夜になると鼻閉が止まらないとか。そういう慢性副鼻腔炎や好酸球性副鼻腔炎といった病において、千金内托散(せんきんないたくさん)は使うべき場のある処方です。

《note》【漢方治療解説】皮膚治療における標治と本治との鑑別・その具体例

漢方では様々な皮膚用の薬が用意されています。十味敗毒湯や消風散などの有名な薬から、荊防敗毒散や当帰飲子など。しかし時に一見皮膚とは全く関係ない薬をもって対応しなければならないケースもあります。皮膚治療薬で治す「標治」とそれ以外の薬で治す「本治」との鑑別と使い分けこそが、皮膚治療の基礎であると同時に要になります。

□頭痛・片頭痛 ~漢方治療をお勧めできる頭痛患者さんの特徴~

頭痛・片頭痛の漢方治療は簡単ではありません。さまざまな疾患・症状の中でも治療に対する深い造詣が求められるという印象があります。その中で私が感じるのは、西洋医学的治療が効きにくい人にはある特徴が見受けられる、ということです。さらにそういう方では逆に、漢方治療が功を奏しやすいという特徴もあります。

《note》【漢方治療解説】中級者以上対象:「過敏性腸症候群(IBS)」の治し方とそのコツ

私の印象としては、過敏線性腸症候群は上手に治療すれば漢方治療でちゃんと効果を出すことのできる病です。患者さまによって治しやすさ・治しにくさの病態の違いはありますが、然るべき治療方針を定め、それに即した薬方選択および養生が実現されれば、症状は比較的順調に緩和されていくものです。

漢方治療の経験談「パニック障害治療」を通して 2

治療を行うも治らない、一度治っても再発してしまう、なるべく向精神薬は飲みたくないなど、治りにくく、しつこく、かつ常に不安を伴う病。ただ私にとってパニック障害は、決して不治の病という印象ではありません。もちろん程度にもよります。難しい場合もあります。ただし正しい治療によって、比較的回復へと向かっていくことのできる病です。

□アトピー性皮膚炎 ~夏に悪化するアトピー性皮膚炎への対応~

アトピー性皮膚炎にはそれ特有の皮膚症状があるものの、決して皆さんが同じではありません。そして昨今、私が特に問題だと感じているのは、夏に悪化するタイプのアトピー性皮膚炎です。そこで今回は、この夏に悪化するアトピー性皮膚炎に対して、現状どのような対応が功を奏するのか、その具体的な方法について解説していきます。

漢方治療の経験談「めまい治療」を通して

漢方治療において、めまいは比較的ありふれた症状です。古くは「目眩(もくげん)」と称され、すでに約2000年前の書物にその治療方法が記されています。めまいに効く漢方薬は沢山あります。苓桂朮甘湯・沢瀉湯・当帰芍薬散・半夏白朮天麻湯・真武湯などなど。問題は、これらの薬では治せないめまいが沢山あるということです。

□健康寿命を延ばす ~高齢化社会だからこそ知っておきたい漢方処方~

60歳を過ぎれば、当然ではありますが体はどうしても衰えていきます。今の状態を来年も続けていけるようにするためには、食事・睡眠・適度な運動という基本的な養生はもちろんのことですが、より積極的に健康を維持できるようにするべく、今回は「ご高齢者の方々がこの先も体調を維持していけるようにするための漢方薬」をご紹介していきます。

漢方治療の経験談「頭痛・片頭痛治療」を通して

江戸の名医・吉益東洞は処方解説である『類聚方(るいじゅうほう)』を書いたその8年後に、本草書たる『薬徴(やくちょう)』を書き上げました。漢方治療の到達点は、結局の所一味一味の生薬の理解にある。桂皮・川芎・蒼朮・黄連、人参・当帰・石膏・呉茱萸など、頭痛においてポイントとなる生薬はたくさんあります。