病名別コラム

□慢性上咽頭炎 ~Bスポット治療と漢方薬・その違いと併用の意義~

のどに痰が絡む、のどの奥が痛い、のどの奥に詰まりを感じる、など、「のどの奥に何か異常がある」という感覚。これらの症状はその原因が意外にも「のどの奥」ではなく、上咽頭と呼ばれる「鼻と口との通り道」にあるという場合があります。上咽頭部に慢性的な炎症を生じているケースです。これを慢性上咽頭炎と呼びます。

□酒さ・赤ら顔 ~酒さ・赤ら顔治療の実際:治り方とその経緯~

東洋医学的にみると「酒さ・酒さ様皮膚炎・赤ら顔」は大きく分けて2つの病態に分けることができます。一つは、皮膚に直接アプローチすることで改善へと向かう病態。そしてもう一つは、面部の皮膚に症状を起こしにくい体質へと導いていかなければならない病態です。

漢方治療の経験談「お子様の過敏性腸症候群治療」を通して

近年、過敏性腸症候群(IBS)治療のご相談が増えてきています。特にお子さまのご相談です。便秘や下痢などの排便異常はもちろんのこと、さまざまなお腹の不調のために通学が難しくなっているお子さまからしばしばご相談をお受けします。多くのケースで、病院では起立性調節障害(OD)が同時に疑われているようです。

◆漢方治療概略:「下痢」・後編

前篇では「冷えによる下痢」と、「水の飲みすぎによる下痢」とをご紹介いたしました。これらは良く起こる下痢の原因ではありますが、さらに他の原因でも下痢は良く起こります。後編では「食べ過ぎによる下痢」「胃腸の弱い方の下痢」において試すべき薬をご紹介していきます。

◆漢方治療概略:「下痢」・前編

お腹が調子悪くて困るということは、誰しもが一度は経験したことがあると思います。トイレが近くにないところで急に便意をもよおしたり、せっかくの旅行先で下痢が始まってしまったなど、日常的にありふれているからこそ困ることの多い症状です。そこで今回は、簡単に使えて、さらに良く効く下痢止めをご紹介していきたいと思います。

漢方治療の経験談「自律神経失調症治療」を通して

自律神経失調症には漢方薬が良いとされています。これは、確かにそうだと感じます。不安感や動悸、めまいといった西洋医学では太刀打ちできない症状であっても、漢方薬をもって改善することが確かに可能です。そもそも漢方薬は自律神経を媒介として効果を発揮する薬なのです。

漢方治療の経験談「胃もたれ・胃痛治療」を通して

おそらく、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を患われる患者さまは、ここ十数年でかなり減っていると思います。ピロリ菌の除菌という、非常に有効な治療が行われ始めたからです。ただし、胃痛や胃もたれなどの症状が昔に比べて減っているわけではありません。すべての胃症状がピロリ菌だけで解決できるわけではないということです。

□頭痛・片頭痛 〜なぜ低気圧で頭痛が起こるのか・天気と頭痛との関係〜

「天候に左右される頭痛」=「水毒」=「五苓散」という解釈。しばしば目にするこの解釈では、この手の頭痛を改善することは出来ません。これはおそらく漢方を専門とする多くの先生方が感じていることです。そこで今回は、天候に左右される頭痛というものを漢方家はどう解釈し、治療を行っているのかを解説していきたいと思います。

◆漢方治療概略:「月経痛・生理痛」

月経は女性が自身の健康を維持するための大切なメカニズムである一方、心身ともに負担を強いるものでもあります。特に月経時の腹痛(月経痛・生理痛)はその最たるものです。漢方薬は痛みを抑えるだけでなく、根本的に痛みを生じにくい状態へと導くことが可能です。

□アトピー性皮膚炎 2 ~漢方治療の現状と新しい試み~

アトピー性皮膚炎のような「漫然と継続し続ける炎症」に対して、ひとつの解決策が隣国・中国で提示されていました。中国清代において書かれた『温病条弁うんびょうじょうべん』。その中で提示されていた概念、「温病理論うんびょうりろん」です。
タイトルとURLをコピーしました