漢方学習のススメ

漢方治療の心得 40 ~ジョブズの失敗~

今日は「学者」と「臨床家」との違いについてお話しようかと。両者は明確に違います。もちろん、どちらが良い悪いの話ではありま...

《note》【傷寒論独話】~寒証?熱証? そろそろやめたい安易な病理解釈~

漢方坂本/坂本壮一郎@notenoteに以下の記事をアップしました・・・【独話】どくわひとりごと(を言うこと)・・・・・...

東洋医学と問われる倫理

本当は『漢方と感性』の中に収載するつもりだった本稿。この本にはより深い所に、また違った想いが込められています。東洋医学の危険性について。扱いを間違えてしまえば、東洋医学は危険な医学になり得る。だからこそ、「感性」が必要だという想い。現在の東洋医学とその生業、そして我々に問われる倫理について、書いていこうと思います。

ネコのこと、本のこと、最近のこと

4月25日に出版した自著『漢方と感性』は、販売開始から一カ月経った今もなお、おかげさまで多くの方に手に取って頂いています。驚いております。心より感謝を申し上げます。東洋医学、こと漢方というものの特徴を、科学や西洋医学と並べながら「感性」という視点から紐解いた本書。一見、なんじゃそら、という感じです。

《note》難しい処方・柴胡加竜骨牡蠣湯の具体的な使い方、効かせ方

柴胡加竜骨牡蛎湯は、当薬局において頻用処方であると同時に、知るべき重要な「型」の一つです。すなわち柴胡加竜骨牡蛎湯という処方、その「型」を、実際にどのように運用していけば良いのか。柴胡加竜骨牡蛎湯は飲んだけれども効かなかったという話をしばしば耳にする処方です。そんなことはありません。使い方一つで効果は変わります。

生きた知識

生薬にはそれぞれ好き嫌いがあります。好きな場所や好きな温度、好きな土と好きな風があります。なぜならば生薬は生きているからです。人間と同じ。本には乾燥を好むと書いてあったとしても、どの程度の乾燥なのか、どういう土の感触なのか、そういう体感を含んだ知識というものは、なかなか本では載せることができません。

《note》千金内托散の現代応用・難治性の副鼻腔炎に応用する際のコツ

なかなか治りきらない長期化する副鼻腔炎に対して。後鼻漏がずっと続いて治らないとか、事あるごとに副鼻腔炎をすぐ起こしてしまうとか、鼻茸がとってもすぐ再発するとか、夜になると鼻閉が止まらないとか。そういう慢性副鼻腔炎や好酸球性副鼻腔炎といった病において、千金内托散(せんきんないたくさん)は使うべき場のある処方です。

《note》帰脾湯・加味帰脾湯はなぜ精神症状に効くのか

帰脾湯は「心脾顆粒」という名称で薬店で販売されています。また加味帰脾湯は保険薬でも用意されています。漢方を勉強されている医師や薬剤師であれば、こぞってこの薬を使います。それだけメンタルの分野においては基本的な処方です。ただしだからこそ、やや一律的に使われている感が否めません。

本を書いてます

感性。私は漢方、ないしは東洋医学を生業にする者にとって、この能力は絶対に外せないものだと考えています。明らかに、腕の良し悪しは「感性」に依存しています。だから私は、これを本にしたいと思いました。決して何かを教え、知識を増やすような内容ではありませんが、読後に残る余韻に、漢方の気配と薫りとを感じて頂ければ幸いです。

《note》【傷寒論独話】~病名治療を否定する人 傷寒論読めてない説 ~

【傷寒論独話】~病名治療を否定する人 傷寒論読めてない説~ をnoteにアップしました。『漢方診療医典:診察の方式 A.近代医学の診断と漢方医学の診断』では、病気の本態が不明のもの、いくつもの病気が混然としているようなものでも、漢方流の診断では、はっきりした治療方法が生まれてくる。との記述があります。