この連休明けから新しく始めることが私には2つあります この連休明けから新しく始めることが、私には2つあります。一つは朝活。朝早く起きて、私は走ります。こういう気持ちにさせてもらえるから、私は皆さんに定期的な人間ドック(健康診断)を強くお勧めします。そしてもう一つ。今まで書き続けてきた当HPのコラム、そこに裏部屋を用意しようかと。明日から始めます。 2025年05月08日
たまに書きたくなるどうでもよいコラム 私たちが今の時代に生きていくために必要なことは何かと考えてみると、垂れ流しの情報に身を置いた生活からなるべく離れることと、大切な情報はなるべくリアルな人間を通して知り得ていくこと。今後はそれが希少価値の高いものになるかも知れません。人の言葉の真意を判断するためには情緒的な感性が不可欠だと考えます。 2025年04月30日
気象病治療の命題 天気が安定すればすぐに良くなる人がいます。しかし逆に、天気が安定したとしても、そのまま体調不良が続いてしまう人もいます。この差が如実に現れます。経験とともにそれが分かってきました。天候の波を受け体調が悪くなった後、天候が安定してもずっと体調不良が続いてしまう状態。私はこれが最も怖い。避けなければなりません。 2025年04月21日
健康とは何か 人の死亡率は100%、それと同じくらい、年を取って病にかかることはごく当たり前のことです。であるならば、健康とは「病にならない状態」のことではありません。「今後の自分にどんな病が起きやすいのか、その予測が出来ていること」、そして「現在そこに対して的確な配慮ができていること」、これこそが健康な状態だと私は思うのです。 2025年04月17日
【漢薬小冊子】黄耆(おうぎ) 補気・利水・托膿たくのうの聖剤、黄耆。元気が無い人の疲労回復薬として、汗をかきやすい人への止汗薬として、また治りきらない化膿や傷口を治す皮膚治療薬として、古くから使われ続けてきた薬です。全く別の効能があるというよりは、ある一つの主とした効能が、様々な薬能を引き出していると考えられている印象があります。 2025年04月09日
【漢方処方解説】温経湯(うんけいとう) 婦人科の薬、温経湯。ただし当帰芍薬散や桂枝茯苓丸、加味逍遙散などと比べれば、認知度はそれほど高くはないでしょう。「虚弱なタイプの人」とか「比較的体力が低下した人」に使うという解説をよく目にします。しかしこれでは使い方が判然としませんし、何よりも正しくありません。 2025年04月03日
漢方治療の経験談「めまい治療」を通して 漢方治療において、めまいは比較的ありふれた症状です。古くは「目眩(もくげん)」と称され、すでに約2000年前の書物にその治療方法が記されています。めまいに効く漢方薬は沢山あります。苓桂朮甘湯・沢瀉湯・当帰芍薬散・半夏白朮天麻湯・真武湯などなど。問題は、これらの薬では治せないめまいが沢山あるということです。 2025年03月26日
不安と焦りとの勝負 どのような季節であれ、急激に天候が変化すれば自律神経は乱れやすくなります。ただし春の自律神経失調はちょっと特殊です。決まって、不安・ソワソワ・焦り・イライラが高まってくるのです。理由は急激に気温が上がること、そして急激に気圧が下がることとが交互に起こるから。この気圧と気温の急激なバウンドが自律神経に負担を強いるのです。 2025年03月18日
養生と我慢とストレスと 我慢は自分の体と向き合うことによって、コントロールすることが可能です。つまり我慢を飼いならす術(すべ)が、人間にはあるのです。私は多くの患者さまに、その方に必要な生活の養生をお願いしています。最初は強い我慢が必要なことであっても、それに慣れてしまえば勝ちです。その時はそれを我慢だとも感じなくなるはずです。 2025年03月13日
情報弱者という言葉を耳にすると 情報弱者という言葉を耳にすると、情報が無いことが問題なのではなく、情報が無いと幸せになれない状況、もしくは幸せではないと思ってしまうことの方が問題なのではないかと、私は感じてしまうのです。日々私たちが暮らしている生活の中に、いかに尊い物事が散りばめられているのか。そこにこそちゃんと実感を伴う幸せがあるのではないか。 2025年03月05日