いよいよ梅雨

2020年06月02日

漢方坂本コラム

6月。さあ始まりましたよと言わんばかりの雨。

急激に暑くなる昼、そして肌寒い夜とを繰り返していた5月が終わり、

いよいよ梅雨の季節に片足をつっ込んできました。

私は大の湿気嫌いで、襟足がチリチリし始めるこの季節が不得意です。

体がだるくなったり下痢したりと、毎年なんとなく体調が不安定になります。

そんなこんなを繰り返しているので、その対処方法も近頃分かってきました。

てことでそれを紹介しようと思うのですが、多分これ、個人差があります。

比較的胃腸が弱いという方は、梅雨時期の養生として参考にして頂ければ。

・熱い湯を飲む。湯呑み一杯ほど。私の場合朝飲んでおくと良い感じ。水は飲まない。湯もたくさん飲みすぎるとダメ。

・筋トレ。出不精の私はタタミ一畳分の面積で済ます。すなわち腕立てとスクワット。夏に向けて筋トレし出す男子そのもの。

・果物は食べない。極力口にしない。私の場合、梅雨の病態はほぼ腹中の湿で始まる。フルーツ屋さんごめんなさい。

・スネを冷やさない。これ経験的に大事。多分「足三里」に関連していると思うのだけれども。足三里を温めながら揉むと腹が楽になる。

他にも良い養生があったらどなたか教えてください。

自分の体を実験台にして、梅雨のより良い過ごし方をさらに模索していきたいです。

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※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。

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