フルーツ大国・山梨にいる身分でこんな事いうのも何だと思うのですが、
フルーツはあくまで嗜好品だと思う。いくら栄養が満点と言ったところでフルーツだけ食べていたら体調を壊します。
病院に入院した時に出る病院食を思い出してほしい。
栄養管理師さんがちゃんと栄養を考えて出した献立にのるフルーツ。
これしかないの?と感じる量です。ブドウなら3粒とか。
重さにして約90パーセントが水分で構成されている果物は、
冷やして食べれば胃腸に氷をぶち込むようなもの。
胃腸を冷やすし、皮を食べれば消化に時間もかかる。
胃腸の弱い人なら胃痛や胃もたれ、下痢を起こしてしまいます。
果物を頂く、とは、
たくさん食べるということではなく、味わいながらゆっくり食べるということです。
口の中で温めるように、味わって食べて欲しい。
農家の方々が作り上げた作品には、味わうほどに滋味があります。
山梨のフルーツは美味しいです。だから皆さんにも是非味わって頂きたい。
ただできれば頂くという気持ちをもって、フルーツを食べて欲しいと思います。
写真はみかん。山梨産ではありません。ゆっくり味わいながら頂きました。おいしかったです。