夏なので当たり前なのですがそれでも言わせてください、暑い。
写真はあえて秋の景色。
夏かんかんの風景よりも良いかと思ってあえてあげました。
が、やはり違和感がある。不思議です。
本日と明日、「漢方坂本」は営業しております。
本格的な連休に向けて、患者さまの体調が崩れないようお薬の調節を図りたいと思います。
今年の夏、つまり長い梅雨からの急激な気温上昇という流れ、
しかもお盆中の甲府は約40度を推移するという・・・。
悪魔的。この様子だと、恐らく体調を崩される方が多くなるのではないかと予測しております。
夏の体調の崩し方にもいくつかのタイプがあって、
そこを正確に見極めることができれば、即効性をもって治療できることが多いものです。
ちなにみ夏場の体調不良には、
清暑益気湯(せいしょえっきとう)や生脈散(しょうみゃくさん)という薬がとても有名なのですが、
これらだけではとてもまかない切れません。
もっと本質的というか、
身体の水が貯留(偏在)から枯渇という流れの中で、
つまり「飲病」として薬方を選ぶ必要があります。
その辺りの考察を詳しく行っている先哲の一人が浅田宗伯(あさだそうはく)で、
浅田流として伝わる手法にとても有意義なものがある。
とまぁ色々と工夫が必要なのですが、その辺りはまた折を見て解説できたらと思っております。
とにかく暑い。体内の水の運搬が激動する季節です。
水分摂取・脱水予防・熱中症予防が非常に重要ですが、
自力でこれらを予防していくことが難しいと感じたら、
ぜひ然るべき医療機関にて漢方治療をお試しください。