漢方坂本コラム 2019年08月13日良くも悪くも仕事は人が出るものだと思う。特に哲学まで高められた生業はその人の形でしかない。だからこそ面白い反面、恐怖すら感じる。どうしても出ちゃう感。とくに物を作り出す仕事はそれが本当に如実だろうなと思う。絵とか洋服とか靴とか包丁とか布とか、どんな物でもいいんだけど、とにかく形を直接作る人たちは、少なからずそういう恐怖と闘っているんだと思います。いつからか物を好きだと思う基準が、これを作った人に会ってみたいと思うかどうか、になりました。