原因と結果

2019年03月15日

漢方坂本コラム

体に起こる現象は、アクションではなく、リアクションであるということ。

熱を出すというアクションは、体が熱を出そうとするリアクションであるということ。

例えば、冷えれば体は温まろうとする。

温まろうとする力が高まれば、熱を出す。

したがって、

熱を取るには結果に対して冷やす手法と、

原因に対して温める手法とがあるということ。

寒と熱と、表と裏と、

上と下と、陰と陽と。

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※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。また当店は漢方相談を専門とした薬局であり、病院・診療所とは異なりますことを補足させていただきます。