君と治療と卒業と

2021年03月23日

漢方坂本コラム

3月・年度末というのは、

12月の年末よりも、ずっと感慨深い。

そんな時期なのです私にとっては。

治療を卒業される患者さまが、多くいらっしゃるからです。

学生さんも、そして社会人の皆さまも、生活に変化が訪れる時。

何とか環境が変わるまでに治したい。

一人暮らしを始める前までに良くしたい。

そんな思いの中で頑張ってきた患者さま。

その頑張りを、私はずっと拝見してきました。

水遊びをすると、すぐに咳喘息を起こしてしまっていた男の子。

お腹の張りと痛みに耐えて、学校に通い続けていた女の子。

繰り返す腹痛下痢の中、不安をかかえながら勉強を続けていた受験生も、

みんな漢方薬をがんばって飲んで、

そして養生をしっかりと気を付けてくれて、

努力してきてくれた。だからこそ、

その結果がちゃんと現れたのだと思います。

今までのような症状を起こすことなく、次の生活に送り出せたこと、

私も心から、ほっとしています。

皆さんの努力に、感謝いたします。

体調不良を抱えながらの生活は、とても大変だったと思います。

でもだからこそ、自分の体を見直す機会になったのではないでしょうか。

誰しもが病になる。

誰しもが体調を崩します。

だからこそ「自分にとって、何をすると体調が崩れるのか」を知っておけたことが、

きっと今後の人生の役に立つはずです。

この経験を、これからもおぼえておいてください。

そしてこれから迎える新たな生活を、

思う存分、楽しんでくださいね。

ご卒業、おめでとうございます。

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