当たり前のこと

2019年11月30日

漢方坂本コラム

当然と言えば当然のことなのですが、

自分の中で「漢方」という仕事が当たり前になっています。

これ、決して良い意味でなくて、

そのことに最近ふと、大丈夫か・・?と思うことがあります。

草(くさ)で病を治す仕事である。

ワタシハ、草ヲ使ッテ、病ヲ治シテイマス。

謎である。

もし自分が漢方の世界に入っていなければ、言っていることが、謎すぎて怖い。

今はもう躊躇がない。草を使う。ふんだんに使う。ときに石も使う。貝殻だって当たり前に使う。

こんな謎の治療にお付き合いしてくれる患者さまには、本当に感謝しかない。

当たり前のことが、

本当は当たり前じゃないんだよな、というこの感覚。

自分としては大切なことだと思っています。

自分にとって当たり前のことが、患者さまにとっては決して当たり前ではない。

だからこそ、しっかり説明していきたい。

治療をしていく上で、私が考えていることをすべて、

患者さまにはちゃんと伝えていきたいと思います。

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※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。

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