愛憎のブルース

2020年12月06日

漢方坂本コラム

正直、私のコラム、

今まで結構ノリと勢いとで書いてきたところがあります。

日々思うことや、漢方にご興味を持たれている方々にお伝えしたいことなど、

その時感じたことをなるべく生のままで、文章にしてきました。

だから漢方って医療のくせにスゴく曖昧だとか、

漢方薬は流行る必要なんて無いとか、

漢方に対して否定的とも取れる内容も、たくさん書いてきた気がします。

ただ私は漢方の世界観や、

今まで漢方を通じて知り得た様々な事柄が好きです。

だから皆様に、漢方ってこんな良いものですよ!こんなに素敵ですよ!ということを

声高く言いたい気持ちも当然あるのです。

ただそれって、何というか・・・、

なんか違うと感じます。

全部が全部良いものなんて、この世に一つも無くて。

だから私だったら、

良いところと悪いところの、両方が知りたい。

むしろちゃんと悪いところを知りたい。その上で漢方をちゃんと理解したいと思うのです。

でも漢方ってすごく曖昧だし分かりにくいので、

伝える側の意図、つまりここを見せたいとか、ここだけを見てとか、

そういう意図によっていくらでも人を煙に巻いてしまうことが出来てしまいます。

気や血、陰や陽といった言葉、それ自体がすでにそう。

東洋医学っぽい言葉で説明されると、なんか知らないけど納得してしまいそうになる。

それってなんか、やっぱり違うと思うのです。

私は漢方のことが好きです。

でも時に、

憎たらしいくらい、分かりにくいものなのです。

John Lee Hooker: Boom boom

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