昼の光に照らされる黒馬

By 2020年4月25日 コラム, 雑記

姉がいます。

4つ離れた姉で比較的近しい職種についている。姉との会話は大変勉強になるし今でも仲が良い。

この姉、すこぶる馬が好きで昔から乗馬をやっていた。さらに小学生の時に書いた馬の絵はなんかの賞を取ってかつその絵がデカい。出来が良いからか大きすぎてしまえないからかその両方かのいずれかの理由で未だに実家に飾ってある。タッチが力強い。

力強いといえば以前姉は馬が乗りたいという理由でモンゴルに行った。朝の凍てつく大地を走って落馬し足を折るも自分で接ぎ木を当てて走り切ったという武勇伝は後世まで語り継ぎたいと考えている。そんな女武将の影響で実家には馬の置物がたくさんありこの写真はその一つとして載せてみた。昼の光に照らされる黒馬。気持ちがよさそうである。

馬はいいよなぁ・・。何が良いってシルエットが良い。人よりも美しいと感じるのは何故だろうか。すべての曲線に意味があるからなのかも知れない。きっと人に比べて単純であろうその動き、しかしだからこそ削げ落ちた美しさがある。足して美しくするよりも引いて美しくなるという現実。やや強引に漢方の話にもっていけば実はそれって漢方処方にも言えることである。

桂枝湯の用。そこには美しさしかない。おそらくその美の未だ数パーセントしか理解出来ていない私であっても美しさこそが用の根幹だとは分かりそれを教えてくれたのは創設者の張仲景(ちょうちゅうけい)である。彼は地位ある官僚であると同時に医療者。そしてそれ以前に人として芸術家であったはずだと何故か漢方の話で強引に終わらす本日のコラム。

一番言いたかったことは姉の武勇伝です。