気温差・気圧差と漢方

2019年02月07日

漢方坂本コラム

最近は前日と最高気温の差が6℃・7℃なんていうのは当たり前になりました。

温かい春日が来たと思ったら、
次の日は雲が覆う寒々しい日が急に来たりする。

人はもともと地球上で生きていけるように設計されていて、

天候の変動・気温差・気圧差があっても、
それを自己調節できるように作られています。

しかし、急激な変動はこの自己調節機構を乱します。

体がだるくなり、疲れやすくなったり、
精神的に不安定になったり、
持病が悪化したり、
頭痛やめまいがしたり、
腰痛や関節痛が悪化したりなど・・・・

自己調節機構が乱れてしまう背景には色々とありますが、
最も大きい要因は「運動不足」と「寝不足」と「食生活の乱れ」です。

充分に筋肉を動かすクセをつける。

夜12時には熟睡するようにする。

腹八分目を意識して大食せず、
夜9時以降は食べない。

これらはどのような病であっても必ず気をつけるべき養生法です。

人間がこの地球上で生きやすくするための方法だからです。

山梨県 甲府市 「漢方坂本」

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