漢方の曖昧さ

2019年08月21日

漢方坂本コラム

漢方は魔法ではない。

ちゃんと理論・理屈がある。

ただ治療者によってその理論が違う。

良い意味でも悪い意味でも、それが真実です。

一般的な理論というものも確かにあるのだけれども、

そしてそれは基礎勉強としては大切なんだけれども、

ただ治療においてはあまり役に立ちません。

だから自分で見つけていくしかない。

そうすると、どうしても個々の漢方家で考え方が違ってきます。

間違った理論もたくさんあるけれど、

正解もたくさんある。

漢方理論が曖昧に感じられやすい理由です。

でも、何事もそういうものですよね。

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※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。

※当店は漢方相談・漢方薬販売を行う薬局であり、病院・診療所ではございません。コラムにおいて「治療・漢方治療・改善」といった言葉を使用しておりますが、漢方医学を説明するための便宜上の使用であることを補足させていただきます。