生きた薬

2019年07月24日

漢方坂本コラム

1gとして無駄にできない。

生薬を、である。

夙にそう思っていたが、最近特にそう思う。

特殊な植物たちである。

一般性が低い分、必要とされなくなれば消滅は早い。

自分の仕事はこの子たちを生かす仕事でもあるだなと、改めて思いました。

無駄のない処方を作り、

なるべく最短のルートで治療へと導く。

そういう私たちの腕前が、

今後より一層求められていくのだと思います。

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※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。また当店は漢方相談を専門とした薬局であり、病院・診療所とは異なりますことを補足させていただきます。