昨日、はっきり分かりました。
ここ甲府は、完全に梅雨に包囲されました。
ご来局されている患者さまの体調が、それを教えてくれました。
天気を見るよりもはっきりと、梅雨に起こる影響が患者さまのお体に発生しています。
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昨日はご来局された患者さまのほとんどにその影響が見て取れました。
そして例年に比べて、その勢いがとても強いです。
梅雨に起こる体調不良というのは、
簡単にいうと、湿気が人体を侵すために起こるのですが、
その侵襲具合がちょっとえぐい。
今年はやや特殊な梅雨なんだと思います。
多分、寒暖差が絡んでいるあたり。
六月初めは熱くジメジメしていましたが、
一昨日の夜から朝にかけては、むしろ肌寒かったです。
朝起きた時に、
お腹痛くなって下痢した方、きっと多いはず。
もしくは朝起きた時に、ノドが痛くなっていた方、
そのまま風邪ひくと厄介です。
抗生剤とかでかなり治りにくいカゼを引いてしまいます。
そういう方いらっしゃったら、
早めに漢方薬が良いです。
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処方はいくつかあります。
温病系の外感なので銀翹散(ぎんぎょうさん)とかその辺りが適応しやすいです。
でも単にそれだけでは無理という場合もあり・・
まぁとにかく、漢方薬が良いです。
今時期のカゼはいったん治っても、また再発しやすいです。
ラップで体をまかれたような風邪の引き方をするんです。
だから一旦良くなっても、しばらくは続けるというのがコツです。
そして梅雨に使う薬は下痢止めに帰結するというのもコツです。
お腹が湿気ると根腐れを起こした植物のようになってしまうのです。
だから水分の摂り方重要です。
過剰摂取はダメです。冷たいのも、です。
コラムで何度もお伝えしているので、
くどいですよね、でも言います。
水の摂り方はチビチビです。