自分で作るお薬

2019年11月27日

漢方坂本コラム

最近「咳」でお悩みの患者さまが増えています。

咽が痛みだし、そこから咳が起こって止まなくなるというパターンが非常に多いです。

一番良いのは咽が痛いという段階で、パッと治してしまうことなのですが、

皆さまお忙しい。仕事に支障が出るくらい咳込みはじめてからお越しになります。

それはそれで仕方ないことです。仕事中ではなかなか薬を買いにも行けません。

そこで何か良い手立てはないのかぁ・・と思って近年見つけたのが「大根はちみつ」。

名前が良いです。そのまんま。

これ、試してみてください。咽にとても良いです。ある程度の痛みであれば、これで治ります。本当です。

以前に患者さまに教えてもらいました。非常に東洋医学的なレシピだと思う。

作り方を簡単に説明するとですね、

「タッパーに賽の目に切った大根を入れて蜂蜜を浸して一昼夜置きその上澄みをなめる」です。

簡単です。

ググると出てきます。是非調べてみてください。

大根はちみつでもダメ、痛みひかない、という方。

放っといて咳になってしまった、すごい咳き込むし苦しいし声も枯れちゃった、という方。

年末になる前に治しましょう。お越しください。

【この記事の著者】店主:坂本壮一郎のプロフィールはこちら

※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。

※当店は漢方相談・漢方薬販売を行う薬局であり、病院・診療所ではございません。コラムにおいて「治療・漢方治療・改善」といった言葉を使用しておりますが、漢方医学を説明するための便宜上の使用であることを補足させていただきます。