苔の生すまで

2019年10月17日

漢方坂本コラム

ラクビー日本代表が熱い。

毎回交通事故に匹敵する衝撃を体に受けながら、

まさにチーム一丸となってボールを守り・追いかける姿。

言葉通り手に汗を握るものがあります。

今まであまり熱心に見てこなかったスポーツでしたが、

ラクビーがこんなに心揺さぶられるスポーツとは・・・。今後の日本代表の活躍に目が離せません。

その中で毎試合流れる国歌「君が代」。

僕はこの国歌のメロディーが好きです。

他の国歌には、どこか勇猛な、パレード的な明るく強い響きがある。

でも君が代にはそれがない。むしろ悲しみや憂いなどの印象を感じさせます。

僕はそこに静かなる闘志を感じます。信念というか。

軍国主義や国旗国歌法など、たくさんの問題をはらむ歌ではあるけれども、

それをひとまず置いといてメロディーだけ感じると、

僕は日本の青い炎をこの歌に感じます。

戦う前に流れる、というのがまた良い。

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