養生の本質 3

2021年02月22日

漢方坂本コラム

ネットや本にある、

すべての情報との向き合い方について。

情報過多と言われる今の時代だからこそ、

お伝えしたいと思います。

単刀直入に申し上げれば、

どんな情報であっても常に「正しくない可能性」があります。

100%絶対に正しい情報など何一つない。

特に健康に関する情報を得る時には、そう思っていただくことが大切だと思います。

なぜならば人体には「個人差」があるから。

多くの人達に伝えることの出来る情報は、

それだけ「個人差を無視せざるを得ない情報」だと理解してください。

どのような説明でも「個人差はありますが・・」という文言を付け足していると思います。

その通りです。そして、その個人差こそが、重要かつ核になる部分です。

つまり一般的にこうですよというメインの説明部分には、おそらくご自身にとっての真実はない。

「ある」と言っている個人差こそを、私達は知るべきだと思います。

人には目や鼻や口があります。

しかし同じ顔の人は一人もいません。

同じことが内蔵にも言えます。

胃や腸や肺や心臓はある。しかし、誰一人として同じ活動、同じ様相を呈している人はいないのです。

そんな中、これを食べると良いとか、これを飲むと良いとか、

その情報は、本当に自分にとって、正しいものなのでしょうか?

「このファンデーションの色はどんな人にでも必ず合います。」

そう言い放っているファンデーションをあなたは買いますか?

「この健康食品は肌がきれいになります。」

なぜそう言われると、ついつい買ってしまうのでしょうか・・・。

単刀直入に申し上げれば、

どんな情報であっても、それはあなたにとっての「アドバイス」です。

正しい情報では無いかもしれません。

しかし、検証する価値が、その中にはあるかも知れません。

誰一人として同じ人間はいません。

自分に合う養生も、決して同じではありません。

だからこそ、自分と向き合うことが必要なのです。

情報が「自分にとって」正しいものなのか。

それを検証していく行為こそが「養生」。

「養生」とは、見たり聞いたりすることではなく、

理解し、実感することなのです。



養生の本質

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