301回目

2020年05月19日

漢方坂本コラム

当薬局のHPがリニューアルされてからそろそろ一年半が経ちます。

定期的に書いているこのコラムも、静かに300回を越えました。

出不精・筆不精の私もやれば出来るのだなと、

そしてよくこんなに書くことがあったものだなと、自分自信に関心しています。褒めてあげたい。

なるべく漢方の話を書いていこうと思っているのですが、

どうだろう、半々くらいかな。あまり関係のないことも沢山書いてきた気がします。

ところで書道を極めると、もう筆が要らなくなるらしい。

唐突ですがそんな話を、どこかで読んだ気がします。

例えば山に登り滝を見る。

情景から感じ動いた心のままに任せていると、自然と書いた文字が滝に浮かぶそうです。

筆を持つ必要もない。書こうと思う必要さえもない。

それでも心が動くと書が起こる。

生きる姿と生業とが合一した姿、という所でしょうか。

日々の生活の中に、自然とその業(わざ)が滲んでくる。

私もそこまで極められたらなぁと思います。

漢方のことを考えていない、そんなふとした瞬間の思考にこそ、

私の漢方観が滲むような、そんなことがあったら素敵だなと。

というわけで、

一見漢方に関係ない事柄も、どしどし書いていきます、今後とも。

まぁ、結局は漢方のことだけずっと書いていられないよっていう言い訳をもっともらしく綴ってみただけなのですが・・・。

何となくこういう人なのね、ということを感じてもらえたら幸いです。

301回目のコラム、言い訳からのスタートでした。これからも何卒、よろしくお願い致します。

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※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。

※当店は漢方相談・漢方薬販売を行う薬局であり、病院・診療所ではございません。コラムにおいて「治療・漢方治療・改善」といった言葉を使用しておりますが、漢方医学を説明するための便宜上の使用であることを補足させていただきます。