「ランブルストリップス」というものをご存知でしょうか?
先日、仕事で使うコピー用紙を買いに、文房具店に行きました。
ちょっと距離があるので車で向かいます。
その途中、路肩に泊まった前方の車をよけるため、
少しばかり道路のセンターラインを踏みました。
ガタガタガタガタ。
タイヤがラインのデコボコを踏むことで発生する注意喚起の音。
あのデコボコのことを「ランブルストリップス」と言うそうです。(写真に写っているのは違います)
あの鳴り方、絶妙だなと思いませんか。
あまりに弱すぎると効果はありませんし、
逆に激し過ぎると運転に差し支えます。
しかも速度が早いほど、強く鳴る。注意喚起の効果が高まるわけですね。
今まであまり気にしていなかったけど、
よく出来ているなぁと、あらためて関心してしまいました。
私達は、多くの知恵に支えられて生活しているのだなと。
文房具屋の前に行ったコインランドリーもそうです。
無人でも安全に、誰にでも使用できるように、様々な工夫がなされているはず。
細かくは、てんで分からないけれども。
ランブルストリップスにしたってよくよく考えてみると、
おっと!と違和感を促す音がしっかり出ているにもかかわらず、
タイヤがだめになるとか、返って事故につながるとかの話を今まで聞いたことがない。
繊細なんですね、きっと。
開発者はきっと繊細な想像力を持つ方です。
日本人ってすごいなぁとなんの根拠もなく感じ入ったところで、
グーグル先生に聞いてみたところ発祥はアメリカでした。
アイムソーリー・アメリカ。
私達の生活は世界中の人たちに支えられている。
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2020年7月26日(日曜日)・雨