漢方坂本/坂本壮一郎@note
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当然知ってはいるけど、あまり使ったことは無い。
千金内托散とは、漢方治療を行っている方にとってそういう処方ではないでしょうか。
昔からある由緒正しい漢方薬です。コタローでエキス顆粒剤も出されています。
薬として用意されていますので、使おうと思えばいつでも使うことのできる薬です。
しかし使用頻度が高い薬かと問われれば、決してそんなことのない少々マニアックな薬です。
だからこそ私は感じます。
使わないのは、勿体が無いなと。
というのも、使いようによっては大変重宝する良い薬なのです。
他に変わりがない薬で、この薬がなくなるとちょっと困ってしまいます。
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千金内托散があまり使われていない理由、
それは本来この薬を使うべき病が、現代では少なくなってきているからです。
おできと外傷。皮膚の化膿や傷の回復に使われていた薬です。
しかし今では抗菌剤や外科的治療で、この薬を使わずとも良くなることがほとんどです。
ただしそもそも漢方薬というものは、当初作られた時に想定されていた病だけでなく、
他の病に対して応用され続けてきたからこそ現代にまで生き残ってきました。
そして千金内托散も他の病に応用することが可能です。
特になかなか治りきらない長期化する副鼻腔炎に対して。
後鼻漏がずっと続いて治らないとか、事あるごとに副鼻腔炎をすぐ起こしてしまうとか、
鼻茸がとってもすぐ再発するとか、夜になると鼻閉が止まらないとか。
そういう慢性副鼻腔炎や好酸球性副鼻腔炎といった病において、
千金内托散は使うべき場のある処方です。
今回のコラムではその辺りの使い方を解説していくとともに、
漢方薬を様々な病に応用する際のコツを、示していきたいと思います。
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《note》千金内托散の現代応用・難治性の副鼻腔炎に応用する際のコツ

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