新年のご挨拶

2026年01月05日

漢方坂本コラム

謹啓

新年あけましておめでとうございます。

当薬局は昨日までお休みを頂き、本日より営業を再開しております。

気持ちよい晴天にて始まった元旦。

そしてそのまま三賀日へと続き、すがすがしい年始を迎えることができました。

皆さまお休み中はゆっくりと過ごせましたでしょうか。

私はいつも通り、家族(私と妻と飼い猫2匹)で穏やかに(ぐうたらと)祝日を謳歌しました。

そして気持ちを切り替えての本日。

今年も皆さまの期待にお答えできるよう尽力させて頂きます。

去年得た課題と反省、そこから現実にそれらを解決していくこと。

今まで以上に皆さまの体調が良い状態へと向かえますように、気を引き締めて望んでいく所存です。

さて、毎年恒例の文言ではありますが、

私にとってとても大切なことですので、お伝えさせてください。

旧年中、大変お世話になった方々への感謝。本当にたくさんの方々からお力添えを頂きました。

患者さまにお薬をお渡しするためには、多くの方々のお力添えがどうしても必要になります。

例えば常に品質を落とすことなく生薬を作り続けてくれている生薬農家の方々。

そしてその生薬の質・量に常に目を配り、スムーズに流通させるべく尽力されている生薬メーカーの方々。

そして需要が急速に高まり大変な業務を強いられる中、丁寧に正しく生薬を配達していただく運送業者の方々。

良質な生薬を作り、育て、流通させ、それらを正しく届けて頂くための努力。皆さま方のご尽力こそが、日本の東洋医学を支えています。

それは、ここ何十年の歴史を振り返っても明らかな事実。

私たち臨床家や患者さまたちが漢方の恩恵を受けられるのも、ひとえに日本の生薬を支え続けてくれている方々のおかげです。

そして資源の枯渇が懸念される昨今、これらの事実はより重要な意味を持つ時代に必ずなります。

そういった土台を支える方々の思いをちゃんと形に出来るよう、私も臨床家として責任をもって患者さまにお薬をご提供していきたいと思います。

変えてはいけないことがある。

しかし、変えなければいけないこともある。

何を変化させ、何を残していくのか。

伝統医学を行う者にとってのこの課題を、今年も直視しながら邁進してまいります。

天候の悪化、生薬の枯渇、伝統医学の衰退、多くの問題が顕在化してきている昨今、

改めてそれらを見つめ直し、今まで以上に尽力していく。

そして臨床家として、目の前の患者さまに集中し続けることが、

患者さまの幸せと、東洋医学の存続とに繋がることを信じて。

私の責務を果たしていきたいと思います。

当薬局に関わっていただく全ての皆さまにとって、

令和8年が幸多い一年となりますように。

心よりお祈り申し上げます。

今年も何卒、よろしくお願い申し上げます。

敬具

「漢方坂本」 店主 坂本壮一郎



【この記事の著者】店主:坂本壮一郎のプロフィールはこちら

※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。また当店は漢方相談を専門とした薬局であり、病院・診療所とは異なりますことを補足させていただきます。