店主の日常・あれこれ

古人に問う

自分では今やっている生業が、「伝統的である」という自覚が強くあって、そうすると、今私がやっていることを昔の人たちが見たら、いったいどう評価するのだろうと、考えずにはいられません。浅田宗伯が見たら、尾台榕堂が見たら、呉鞠通が見たら、李東垣が見たら、張仲景が見たら・・・。

漢方の世界観

以前、映画好きの漢方の先生に勧められて、「第三の男」という映画を借りて見たことがある。かなり昔の映画で、確か1940年代...

財産

心から良かったと思える瞬間がある。それがこの仕事をしている中で私が感じることのできる一番の財産だと思う。今まで悩んでいた...

たまに書きたくなるとある日常

日曜日の朝。コタツに入りながら眺める外の塀。扇風機が置きっぱ。片付けなきゃな。でも寒いからコタツから出ない。先生はしっか...

流行と最先端

特に若い方に知っておいて欲しい、というか感じていて欲しいことなのですが、「流行」と「古典」とは別物ではありません。時代の...

マチュピチュ

私が秘かに「マチュピチュ」と呼んでいる場所がある。富士川町・十谷(じっこく)。空気が薄いという標高でも無いし、観光地とし...

「体質」という便利な言葉

漢方治療は「体質改善」ですよ、と良く言うけれど、「体質を改善する」って、何とも曖昧な表現です。「体質改善」とは、本当は「流れ」を変化させています。時に濁流の勢いを削ぎ、時に枯渇した流れを益し、ある病理という方向性に向かわんとするその勢いを調節しているのです。

不透明な医学

漢方とは何と不透明な医学なのだろう。長く漢方の世界に携わる程にそれを感じる。非常に曖昧なまま、情報だけが飛び交っているか...

2月

2020年、早くも1月が終わった。日々患者さまのお体を観させて頂く中で、正確な判断と的確なご対応とを心がける、そうしてい...

年を取る

「年を取る」という言葉には何となく「衰え」という意味合いが込められていて、「若い」という言葉にはなんとなく「元気」という...