■症例:下痢・しぶり腹

たかが下痢、されど下痢。日常にありふれた症状と言えば、確かにそう。むしろ下痢をしたことない人の方が珍しい。しかしそれが毎...

新年のご挨拶

謹啓新年あけましておめでとうございます。当薬局は本日より営業を再開しております。お休みの間は、皆さま体調を崩すことなく過...

年末のご挨拶 ~今年一年の総括と伴に~

あと数日で、2024年が終わります。当薬局も本日で今年の営業は終了いたしました。一年の営業をつつがなく終えて、ホッと一息...

毎年恒例・恐怖の年末

いよいよ今年も残りわずかとなりました。やはり12月はあっという間ですね。今まさに年末。用事が立て込み、バタバタと忙しくさ...

漢方とアート 12 ~直線と曲線~

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・直線は人間のものであり、曲線は神のものである。アントニオ・ガウディ・・・・・・...

■症例:過敏性腸症候群(IBS)

心理的要因(ストレス)が強く影響していると考えられる心身症の一つ、過敏性腸症候群(IBS)。そういう機能的な病には、漢方薬がしばしば選択される。特に桂枝加芍薬湯、半夏瀉心湯、大建中湯に関しては、IBSのガイドラインでも有効性が示唆されている。これらは上手に使えば良く効く薬ではあるが、それでも効かない人は、当然いらっしゃる。

【名著紹介】大塚敬節先生著『漢方診療三十年(かんぽうしんりょうさんじゅうねん)』

やはりこの人は名医だなぁと、感じる本があります。著者は昭和の大家・押しも押されぬ名医・大塚敬節先生。数ある代表作の中でも特に血の通った名作、『漢方診療三十年』。私はこの本を、『傷寒論』をとてつもなく読み込んだ漢方家が書いた『傷寒論』だと捉えています。この本の文章、その所々から、傷寒論と同じ美しさを、是非感じてください。

迷いの無くなる使い方

薬を飲まなくても良い体にしていくような治療の提案や、そうするためには何が大切で、どう選択していくべきかを教えてくれる医師や医療機関。自分の病とどう向き合えば良いのか、健康を実現させるために惑わされない芯の部分をちゃんと教えてもらえるなら、きっと自分自身の病の治療や、健康に使うお金の使い方は上手になるはずです。

【漢方処方解説】抑肝散・抑肝散加陳皮半夏(よくかんさん・よくかんさんかちんぴはんげ)

イライラする。眠れない。そう聞けば、先ずは抑肝散。病院でも良く処方される処方であり、イライラや不眠を中心として、月経前緊張症や更年期障害、自律神経失調症やパニック障害、ときにパーキンソン病や認知症など、かなり広範囲にわたって応用されている漢方薬です。今回は抑肝散の効かせ方について、簡単に解説していきたいと思います。

漢方坂本 Instagram について

日々のコラム投稿を「漢方坂本」のインスタグラムより確認できます。コラム内容の他にも、私の独り言?などを上げております。現...