漢方坂本/坂本壮一郎|note について

漢方坂本/坂本壮一郎|noteについて漢方にご興味を持たれる方々のために、当HPにてコラムを書き始めてから早数年が経ちま...

漢方坂本 Instagram について

日々のコラム投稿を「漢方坂本」のインスタグラムより確認できます。コラム内容の他にも、私の独り言?などを上げております。現...

急激な冷え込みと欲と面倒さ

既に来たのか、今がそうなのか、来るべき秋の実感が湧かないまま、既に冬を感じさせる今日この頃。皆さんいかがお過ごしでしょう...

《note》「過敏性腸症候群」における漢方治療の実際

漢方坂本/坂本壮一郎@notenoteに以下の記事をアップしました・・・【脱マニュアル化すること】過敏性腸症候群(IBS...

【漢方処方解説】六君子湯(りっくんしとう)・後編

六君子湯(りっくんしとう)・後編<目次>浅田宗伯の意図と六君子湯の素顔■浅田宗伯から見た六君子湯■浅田宗伯の意図・・・・...

【漢方処方解説】六君子湯(りっくんしとう)・前編

胃腸に効く薬、六君子湯。いわゆる胃腸の弱い人に無作為に使っても効くことの多い名方です。今回の解説では江戸後期から明治にかけて活躍した巨匠・浅田宗伯(あさだそうはく)の著書『勿誤薬室方函口訣(ふつごやくしつほうかんくけつ)』を紹介します。浅田宗伯の口訣には、彼なりの六君子湯に対する「指摘」が隠されています。

《note》五苓散と苓桂朮甘湯の違いを理解しているか

強い口喝があるのにもかかわらず、五苓散ではなく苓桂朮甘湯で対応するべき時がある。五苓散と苓桂朮甘湯、両者の鑑別は、教科書的に言えば口喝の有無ですが、臨床では、必ずしもそうとは限りません。両者の見極めは、より根本的なところを見る必要がある。今回のnoteでは、そこを解説してみました。

漢方治療の心得 39 ~歴史への冒涜~

伝統を守るとは、時に今までの物を壊し、新たに開拓する行為無くしては成し遂げることができません。過去への強い固定観念と、しきたりを守ろうとする先哲たちとの勝負。それこそが、漢方の歴史の一員になるということ、そして漢方治療に精通するための道のり、その第一歩目に立つということです。

《note》咽痛だけじゃない・銀翹散の応用と使い方の妙

咽の痛み止めとして有名な銀翹散。以前に詳しく解説しています「【漢方処方解説】銀翹散(ぎんぎょうさん)」をさらに深堀りしていきたいと思います。銀翹散は咽痛とか風邪とか、そういう一時的な症状に頓服的にしか使われないイメージがありますが、そうではなく長服することで慢性炎症を緩解へと導く使い方もできます。

漢方治療の経験談「パニック障害治療」を通して 2

治療を行うも治らない、一度治っても再発してしまう、なるべく向精神薬は飲みたくないなど、治りにくく、しつこく、かつ常に不安を伴う病。ただ私にとってパニック障害は、決して不治の病という印象ではありません。もちろん程度にもよります。難しい場合もあります。ただし正しい治療によって、比較的回復へと向かっていくことのできる病です。

【臨時休業のお知らせ】9月20日・土曜日

■臨時休業のお知らせ2025年9月20日・土曜日は、店主所用のため終日お休みを頂きます。大変ご迷惑をおかけいたします。よ...

茹だる9月

この時期は通常、夏バテの患者さまが増えてくるのですが、今年はそうではなく、寒暖差の激しい春や、湿度が高まる梅雨時期に起こるような体調不良が増えています。例えば頭痛や不眠や動悸、体のだるさや体の痛み、胃腸や頭部の症状。今回はそれだけでなく、自律神経の乱れからくる精神症状を訴えられる方がとても多いという印象があります。