【名著紹介】細野史郎先生編著『方証吟味(ほうしょうぎんみ)』

今から約三、四十年前くらいでしょうか。 若い薬剤師たちの間で、漢方の勉強が流行した時代がありました。 経緯は...

急激に冷え込みます!酒さとほてりに注意です

いよいよ冬。そして冬といえば、冷えです。急激に寒くなると、人体は血流を促すために一時的に血圧が上がります。そういう生理的反応を背景に、それがあまりに強く起こっていまうと不快な症状として表れます。「寒冷蕁麻疹」がその一例ですし、そして当薬局でもご相談の多い「酒さ・赤ら顔」がその最たる例です。

のどを痛める季節です

頭部・顔面近くに起こる症状というのは、非常に不快なものです。感じないようにすることが出来ない、忘れることができない、常に感じ続けざるを得ないという症状。目や耳、鼻や口の症状はそういった不快感が常につきまといます。のどの痛みもそうです。気温が一気に下がるという予報が始まったら、とにかくのどの症状に気を付けましょう。

「漢方と精神症状」

自律神経失調症やパニック障害など、精神的な不調を治療する経験を重ねていく中で、少しお話しておいた方が良いかなと思う部分があります。様々な媒体で「漢方は心の症状にも対応できる」と声高々に謳われています。だからこそ、実際のことを、ここでお話したいと思うのです。

秋と便通

秋になると便秘の方が増えてくる。それは長年の経験から、たしかに言えると思います。ただ、なぜ便秘の方が増えてくるのか。多分なのですが、外気の温度と湿度の関係ではないかと思います。秋になって空気に乾燥の傾向が出てくる。そして暑さが和らいでくるというのが、理由ではないかと考えています。

◆漢方治療概略:「便秘」・後編

後編では、さらに他のタイプの便秘について解説していきたいと思います。便が軟らかいのにスッキリ出ない便秘では「平胃散」、便秘と同時に胃の不快感もある場合には「半夏瀉心湯」「六君子湯」「柴胡桂枝湯」「大柴胡湯」、それほど不快感はないが便意が遠い場合には「補中益気湯」「十全大補湯」などを用いるのが良いでしょう。

◆漢方治療概略:「便秘」・前編

ここでは基礎疾患や既往歴がなく、日常的に便秘しやすい方へ向けての「お試しの薬」をご紹介していきます。便が硬くてスッキリでない便秘には「大黄甘草湯」や「麻子仁丸」、「防風通聖散」「小建中湯」などが、下剤を使うと腹痛がおきてしまう便秘では「桂枝加芍薬湯」「柴胡桂枝湯」「加味逍遙散」などが選択肢として挙げられます。

□慢性上咽頭炎 ~Bスポット治療と漢方薬・その違いと併用の意義~

のどに痰が絡む、のどの奥が痛い、のどの奥に詰まりを感じる、など、「のどの奥に何か異常がある」という感覚。これらの症状はその原因が意外にも「のどの奥」ではなく、上咽頭と呼ばれる「鼻と口との通り道」にあるという場合があります。上咽頭部に慢性的な炎症を生じているケースです。これを慢性上咽頭炎と呼びます。

漢方治療の心得 25 ~一両の重み~

薬は多量に使うほど効く、というものではありません。しばしば多量に使われることのある石膏であってもそうです。その他、黄連や桂皮、柴胡や紫蘇葉、各種エキス剤などもそう。「少量だけ使うことの妙」があるのです。淡さの意味を知ること。重さや濃さと同様、生きた薬として理解するためにはどうしても必要です。

たまに書きたくなる何でもないコラム

やっと訪れた秋。 台風が去り、ここ数日気持ちの良い天気が続いています。 日の光は未だ強い熱を帯びているものの...
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