これから漢方を志す方々へ、
どうやって勉強したら良いかと悩まれている方々へ、
少しでもお力になれたらと思い、少しだけ解説するコラムの第3回目。
「本」についてお話ししています。
漢方にまつわる本は沢山ありますが、読むには順序が大事ですよという話。
まずは「歴史」の本を読んでください、と。ここまでが前回。
では次に何を読めばよいのか。
漢方の解説書を大まかに分けると、3つに大きく分かれています。
A、傷寒論や金匱要略・黄帝内経などの古典
B、江戸(明治)時代に書かれたもの
C、昭和(大正)時代に書かれたもの
D、昭和後期から平成に書かれたもの
と、時代によって分かれる。
そして、それぞれに特徴があるのです。
この特徴を利用して読むと、漢方の解釈がスッと入りやすいのではないかと思います。
時代の流れにそってA→B→C→Dと読む、というのは間違い。混乱します。というより頭に入っていかない。進まない。続かない。
まず読むべき本は、
Cの「昭和(大正)時代に書かれたもの」です。
(続く・・・)
これから漢方を志す方々へ 4
これから漢方を志す方々へ 5
これから漢方を志す方々へ 6
これから漢方を志す方々へ 7
これから漢方を志す方々へ 8
これから漢方を志す方々へ 9
これから漢方を志す方々へ 10
これから漢方を志す方々へ 11
これから漢方を志す方々へ 12