これから漢方を志す方々へ 9

2019年06月12日

漢方坂本コラム

漢方初学者が、漢方の書籍をどのような順序で読んでいけば良いかという話。

今まで独断と偏見とで解説してきました。

まずは「歴史」を学ぶ。

そして「昭和の大家」の書籍から入る。

さらにそれ以前、つまり江戸時代の書物と、それ以降、つまり昭和後期から平成にかけて出された書籍へと広がっていく、というお話です。

でもここで疑問が浮かびます。

古典はいつ読むの?という疑問。

およそ2000年前に書かれた『傷寒雑病論』や『黄帝内経』などの古典は、

漢方を勉強していくにあたって避けては通れない本です。

より本格的に勉強する、漢方の専門家になる、という意気込みがあるなら、古典に親しむことは絶対条件だと思います。

しかし、今までの解説ではそこをあえてスルーしてきました。

なぜなら、

古典の読み方、そして読む意味というものを、最後に説明したかったからです。

(最終話へ続く・・・)

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