漢方初学者が、漢方の書籍をどのような順序で読んでいけば良いかという話。
今まで独断と偏見とで解説してきました。
まずは「歴史」を学ぶ。
そして「昭和の大家」の書籍から入る。
さらにそれ以前、つまり江戸時代の書物と、それ以降、つまり昭和後期から平成にかけて出された書籍へと広がっていく、というお話です。
でもここで疑問が浮かびます。
古典はいつ読むの?という疑問。
およそ2000年前に書かれた『傷寒雑病論』や『黄帝内経』などの古典は、
漢方を勉強していくにあたって避けては通れない本です。
より本格的に勉強する、漢方の専門家になる、という意気込みがあるなら、古典に親しむことは絶対条件だと思います。
しかし、今までの解説ではそこをあえてスルーしてきました。
なぜなら、
古典の読み方、そして読む意味というものを、最後に説明したかったからです。
(最終話へ続く・・・)
これから漢方を志す方々へ 1
これから漢方を志す方々へ 2
これから漢方を志す方々へ 3
これから漢方を志す方々へ 4
これから漢方を志す方々へ 5
これから漢方を志す方々へ 6
これから漢方を志す方々へ 7
これから漢方を志す方々へ 8