漢方を勉強したいとお考えの方のために、
漢方の書籍をどうのように読んでいったら良いか、という話をしてきました。
今まで大まかな流れは説明してきましたが、
一つ重要な所が抜けていることに気づきました。
「中医学」についてです。
今まで解説してきた本は、ほとんどが日本で培われてきたものを主にしています。
しかし昭和時代中頃から後期、そして平成に移るにつれて、
いわゆる「現代中医学」の理解が日本でも急速に進んできました。
そして今では「中医学」を主として診療に当たられている先生方が相当数おられると思います。
そこで初学者は迷うと思います。
「中医学」と「漢方(日本伝統医学)」、どっちを勉強したら良いでしょうか?という疑問です。
次回、この点に関して自分の経験から解説したいと思います。
(続く・・・)
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