これから漢方を志す方々へ 11

2019年06月15日

漢方坂本コラム

漢方を勉強したいとお考えの方のために、

漢方の書籍をどうのように読んでいったら良いか、という話をしてきました。

今まで大まかな流れは説明してきましたが、

一つ重要な所が抜けていることに気づきました。

「中医学」についてです。

今まで解説してきた本は、ほとんどが日本で培われてきたものを主にしています。

しかし昭和時代中頃から後期、そして平成に移るにつれて、

いわゆる「現代中医学」の理解が日本でも急速に進んできました。

そして今では「中医学」を主として診療に当たられている先生方が相当数おられると思います。

そこで初学者は迷うと思います。

「中医学」と「漢方(日本伝統医学)」、どっちを勉強したら良いでしょうか?という疑問です。

次回、この点に関して自分の経験から解説したいと思います。

(続く・・・)

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※コラムの内容は著者の経験や多くの先生方から知り得た知識を基にしております。医学として高いエビデンスが保証されているわけではございませんので、あくまで一つの見解としてお役立てください。

※当店は漢方相談・漢方薬販売を行う薬局であり、病院・診療所ではございません。コラムにおいて「治療・漢方治療・改善」といった言葉を使用しておりますが、漢方医学を説明するための便宜上の使用であることを補足させていただきます。