漢方治療の経験談「パニック障害治療」を通して パニック障害は精神療法的アプローチをもって心理的側面から改善を図ろうと思ってもなかなか上手くいきません。緊張や興奮が胸にきてしまう。そういうカラダの不調がまずあってこそこの病が起こる。そういう捉え方をすることが重要で、なぜ「胸にくるのか」を考えることが本当の意味での東洋医学的解釈だと私は思うのです。 2021年05月08日
◆漢方治療概略:「動悸」・後編 動悸治療の後編では桂枝・甘草剤(「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」「桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)」「炙甘草湯(しゃかんぞうとう)」)等と半夏・茯苓剤(「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)「温胆湯(うんたんとう)」「六君子湯(りっくんしとう)」)を用いた漢方治療について解説しています。 2021年05月01日
◆漢方治療概略:「動悸」・前編 動悸治療の前編では黄連剤(「三黄瀉心湯(さんおうしゃしんとう)」「半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう))と柴胡剤(「加味逍遙散(かみしょうようさん)」「柴胡桂枝湯(さいこけいしとう)」)を用いた漢方治療について解説しています。 2021年04月29日
続・この春、最後のあがき。 思いがけない急激な寒波により、胃痛・胃もたれ・胃の張り・腸の張り・腸の痛み・便秘・下痢。下腹部痛・月経痛・末端の冷え。そして冷えからのノボセ・皮膚症状の悪化。食欲不振や疲労倦怠感に至るまで。さまざまな症状が悪化する。「急激に」冷えるという点が、非常に困りものなのです。ただし、対応は可能です。 2021年04月20日
漢方とアート 7 〜ファッションとスタイル〜 漢方の世界では、正解は一つではない。正しさは常に複数個ある。その中で、何を選択するかはその人の経験と感覚とに委ねられている。だから、感覚を磨くことがとても大切になる。今までの歴史上の名医には、必ず「型」があった。尾台榕堂(おだいようどう)には尾台の、浅田宗伯(あさだそうはく)には浅田の「型」があった。 2021年04月16日
健康は自立する 胃や腸や、心臓や肺。みんな同じようについてる。でも、これ果たしてみんな一緒でしょうか。同じように動き、同じように機能し、同じように疲れ、同じような形態で存在しているのでしょうか。絶対に違います。人それぞれが、最も調子良いと感じるもの。その食事も睡眠も運動量も、すべて一緒であるはずかありません。 2021年04月13日
■症例:起立性調節障害(OD) 漢方には、「痰飲」を去るための方剤が数多く用意されている。有名どころでいえば「苓桂朮甘湯(りょうけいじゅつかんとう)」や「半夏白朮天麻湯(はんげびゃくじゅつてんまとう)」。両者ともに、起立性調節障害治療に頻用されている処方である。しかし、今回はこれらの処方では改善が難しい。 2021年04月08日
存在自体がツッコミどころ 曖昧な概念を使わざるを得ないという側面がどうしても漢方にはある。これだけ科学化が進んだ世の中にこれだけ感性・感覚を求められる医療が存在し続けているということにもちゃんと理由があります。時に感性が科学的検証よりも正しい答えを導くことがあるもしくは科学的検証にはどうしても感性が必要になるという事実。 2021年04月05日